映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回はベネディクト・カンバーバッチ主演のホーキングです。
ベネディクト・カンバーバッチ ホーキング
ホーキング博士と言えば、車いすの物理学者、ブラックホールの研究者のイメージが強く、テレビで登場する回数が極めて多い学者のイメージを持っています。今回の作品は、ホーキング博士の学生時代を描いたもので、筋委縮性側索硬化症を患うところから始まり、学者仲間との友情や最初の妻との出会いなどが描かれています。
ベンディクト・カンバーバッチがホーキング博士を演じていることで興味を持ち観ましたが、凝縮した内容で、病気の進行と共に彼の学者としてのデビューなるブラックホールの特異点定理の発見が作品の中心として描かれてます。カンバーバッチの初期の作品として現在の演技力の一端を垣間見れファンには見逃せない作品だと思います。ただし、内容的には、よくある偉人の青春期を描いた伝記的作品の感は否めません。
ただ、現在公開中のホーキング博士と元妻の関係を描いた「博士と彼女のセオリー」の博士役エディ・レッドメインの演技と比較しながら観るのも楽しいかなと思います。