あげちうのブロマガ

道理と正義と屁理屈の行方

善悪が、逆転する一線はある。

その人は過去に車で人を轢いてしまったが、上手く逃げて罪に問われる事が無かった。
ただ、その結果”それ”は悪夢として憑りつき、以後、何かの破綻を起こしていく。
最終的には、被害者の家族に対して謝罪する事にはなり、また、時効でもあって。

この時、”ここ”を糾弾するのは、善では無い。


しかしそれは、より深刻な事態だ。

「売春婦を強姦して殺した」しかし罪に問われなかった存在もまた、結論では”呪い”を払拭できず利益性を喪失、何かの破綻へ陥っていった訳だが。その、犠牲者の売春婦には身寄りも無く、故に、謝罪する先も失っていて。後は何かの物理的な破綻、”それ”しか弁済の手段は無くなっていく訳だが。ともかく被害者的には納得する奈落へ陥って、それは一つの帰結とは成った、にせよ。

何だか感情論的には、”それ”がまだ生きている、と言う事に、残る物はある。
自分には無関係なのに、だ。

今もまだ、新型コロナウイルスが何かの猛威を振るっては居る。
”これ”が或いは、「人肉食に繋がる感覚に反応して重症化する」とした時。

しかし、意外と「その加害者」はその標的に成らない。
何故なら?”それに伴う欠落”を既に受けているから、だ。
犯人は「”それ”を責められればそれ以上は出来ない」から、今は逆にやらない。
それよりも問題は、逆に”ここ”には、主観的に「殺して良い標的」が居る訳だ。

食って良い奴が居る!

結論で、その「邪悪を許すな!」は、最終的には”それ”を目指している。
”そこ”に利益が有る事を、何となく知っても居ると言うべきだろうか。
正義を目指す、彼らは、結論で人を喰おうとしていて、その衝動を抑えられない。
とした時?新型コロナウイルスは、”何処”で重症化するか、だ。
老人だけでも無く、これは若くても陥る可能性はある、誰だって自由にはやりたいからだ。

…とは言え、「売春婦を強姦して殺した」相手に対して擁護する、気にも成れないそれもまた現実で。
一応だから、”システムは”守ってる訳だ。しかし、そのシステムに対して、世間の一部は挑んでしまっている、と言う絵は想像し得る。

重症化しちゃうのは、そこの可能性はある訳だ。
「彼ら」を悪とも言えないしかし、善か?と言うと、システム的には微妙だ。

”これ”が、どうも長引いちゃってる理由、として、言えない事も無い。

沈静化するまで、暫く掛かるのだろう。
その損失額は膨大だ。

今も尚、混沌は渦巻いている。役立たずの無能を処刑出来ない、ソロモン王の指輪、それが”ここ”に無くて良かったというべきだろうか。

思い通りに成らない!

邪悪とは、何か。

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