理想?が、ある。
「このゲームには1000億円の価値が有る」時、それを1000億円で換金できれば?
その時、”お金は創れる”訳だ。
しかし?この主張をB側、いわゆる「表」特に経済学その他に精通している程、反応は異なる。
「つまり、仮想通貨にこそ未来があると」
”実体がないモノ”に対して、とにかく高額設定出来れば、それで良い訳だ。
白紙に「1000億円」と記載したらそれが1000億円になる、それが出来れば世界は救えると?そう言いたい訳だ。
この時、AとBの狭間には、永劫の奈落が広がっている。
ある意味で、”この”感覚が色濃く出ているのが、某SEGA社製「SDI」と言うゲームではある、1987年製。飛行機の操縦桿の様な、トリガーの付いたスティックと、トラックボールで自機と照準を操り、迫りくるミサイルその他を撃ち落とす!ゲーム。それより前の名作「ミサイルコマンド」を踏襲したそれは、今はやっぱり、或いは当時も、そんなに「面白い」と言う感覚に成らなかった。まず難しい、そして。
戦争勃発、邪悪なソ連をやっつけろ!
ソ連を倒してUSAは勝利した!U.S.A!U.S.A!
確かに、戦争を題材にしてこの短絡思考、それには大いなる疑念は、有る。
にも拘らず、当時のSDI計画、戦略防衛構想?それを土台にしている為、実在する兵器?も数多登場する、のだ。
ついでにゲーム展開としても、?はある。「オフェンスハーフ」と「ディフェンスハーフ」があり、前者は横スクロールSTG、後者は名作「ミサイルコマンド」を踏襲している、のだが。前者でハイスコアを得ると?”後者を飛ばせる”のだ。つまり、最もハイスコアを取る時、「ミサイルコマンド」その部分はいらないと言う事になる。
この時点で実は、これは「皇帝創作」それに、成ってないか?
主張を考えるなら、専守防衛なんか手ぬるい!敵を殲滅してしまえば、全ての脅威は無くなる!そんな感覚である…何だか実に、共産主義的。「インベーダーゲーム」そのヒットにも、混沌は数多有る。その辺を引きずる結果か、製作者?の感覚と、その結論の微妙さ、そう言うのが今は、ちょっと重い。
何かの極論化の先に、この「私は間違ってない!」そんな、或いは断言と狂気がある。
この感覚は今、むしろ強くなっているのかもしれないし、そしてそれが今、A側、「ストリードの連携」それに向いている、そう言う事かもしれない。「大賀さん」紛争解決機構それは、この暴走を止め得るか?それは今の所は上手く行っていても、人間のする事だ、何処かに穴が有るのかもしれず、しかし。
「古い」そんな、何かの執着はまだ、残る。