あげちうのブロマガ

借りた服に自分の名を書く

不意に、病理。

ガンダムのデザインをリファインしたのはカトキハジメ氏です。

だから、ガンダムをデザインしたのはカトキ氏です。

…いや、その理屈はおかしい。


中華思想の皇帝は、森宮から「黄昏の狩人」を盗んでいた、訳だが。その病理の帰結が、要するに”そう言う理解”ではあって。主観の問題で、カトキ氏のリファインはプラモ化する上で問題なく元のデザインよりリアリティが高く云々、とか言われれば…その通りでは、あって。大河原氏の?大元のデザインでは間接構造も怪しく、その視点でカトキ氏のリファインは製品化する上で、非常に優れているのだけど。

…それでも、ガンダムをデザインしたのは、カトキ氏では、無い。


平成に入っての、病理の様な気は、する。
二次創作が、何故か、一時創作的扱いを受けてしまっていて。
「それで良い」みたいな、感じだがしかし。
…やっぱり、オリジナルは、オリジナルではある。
二次創作を「本物」と言うそれは、要するに「偶像崇拝」それに成る、訳だ。

…平成は、或いはそんな邪を蔓延らせた時代ではあったのだろうか。

8枚切りのピザの話で。要するに新規の人が、1ピースに相当するピザ分を自前で持って来れば問題は無い、訳だ。何かの市場、足場?メカデザイナーそれは、様々「代表作」そう言うのを、持っては居る。どんな形であれ、”その領域で”成果を出した、そう言う実績こそがデザイナーの武器ではあって故に。デザイン”だけ”では、メカデザインと言うのは成り立たない、のかも、しれない。カトキハジメ氏は、それでも「電脳戦記バーチャロン」これの方が、出世作的な、そう言う感覚は…有るのでは無かろうか。オリジナルを手掛けていない、リファインだけでは、幾らスキルがあっても、招かれざる9人目、でしかないのかも。

問題はその、「実績」を、どうやって積むのか?ではあるけど。

やっぱりデザインそれは、何かの物語、その上にこそ成り立つ、のかもしれない。”そこ”で何かの、ある程度の成功”それ”を得ていないと、そう言うポジションが出ない、と言うか。現状「自分は王の権威だった」と言う理解の上では、「トールドアーマートランディ」これではちょっと、微妙感は有る、のだが。自分で創った物語、その上で輝くロボット、そう言うのでも…それはそれで実績なのかも。
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二次創作では無く。

「まずは面白い物語から」

まあそう言うのは、或いは重い話。あくまでもそれは主観に過ぎないのだが。ともかく「成功」した物語の上にあったロボット、そのデザインこそが、何かの糧に成るのかも。

いわゆる「萌え絵」その絵が、どうにも軽く扱われるそれは理由、なのかもしれない。”オリジナルじゃない”のだ。あくまでも、それはそのオリジナルへの、非常に効果的な呼び水に過ぎないのだ。それに依存しても、その先は…悪魔に呑まれてしまうのかも。

と言う理解で居た方が、混沌は晴れるか。

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