あげちうのブロマガ

それは神に見捨てられた記憶

思うに微妙だが。

…やはりモーゼとは、「民を見捨てて神に見放された男」なのではあるまいか。

旧約、新約聖書共に、預言者アブラハムの甥にあたる「ロト」と言う人物が、かなり重要で。

或いは「ロト」が、その話の原案者?


…それはちょっと、勝手な推測過ぎる。

要するに?
ロトが開祖だとした時、その親とかから聞いた話は誰から聞いたか?と言うと、モーゼだったりする、訳だ。じゃあ開祖とは誰?と言う話になり、ここに混沌があると。


現在、突然イスラエル情勢が緊迫し始めた訳だが。
その辺を考える上で、やはりユダヤ教、その辺の歴史などを推察する必要は有るのかもしれず。

でまあ、旧約聖書と言うのが、民族が伝え聞いた話をまとめた物だ、とした時。
作者は誰?って話は大きい訳だが。ともかく記述した人にとって、身内を悪くは言いにくい訳だ。モーゼはどんな人だったか?或いは自分の親とかだったら。

だから、物語的には重要なポジションにいるけど、実際には違うんじゃね?と言う。


要するに、「面白い」部分だけを拾って行くと、違う話が実はあるんじゃない?って事なんだが。
…どうも、思い付きに理由を付けようしている気はする。


つまり、「ロト」がユダヤ教の開祖で、一連の旧約聖書は彼が書いた物なんだけど。ロト自身が”それ”を全部、創造した訳じゃ無く、或いは自分の民族の歴史とか?伝え聞いた話から肉付けして書いたのではあるまいか?と言う事で。

或いはガンダムがそうであるように、「ここはこうすべき」的に、後々改悪がされて行くとして。何故か?と言うとロト自身が書いた訳じゃないからだ、彼より上位が居たから。だから、現状ある「ユダヤ教」その経典、それを鵜呑みにする事にはかなり?がある。

…だからと言って、それを勝手に推察して良いのか?って気はするが。

モーゼの十戒、怪。
有る日モーゼは神の天啓を受け、神通力を手に入れた。それにより自身の民族を守りなさい、そう言われて、彼は民族を率いてエジプトを出た。追手はその神通力で倒した、彼は英雄となった、訳だが。その後、躓く。実際の実務的統治能力を問われた時、彼にそれは不足していて…結局は民を置いて、山へ逃げてしまった。モーゼが逃げた後、民は彼を見捨てて違う王、或いはシンボルを立てて”それ”により自治をする事にした、が。そこにモーゼが、結局どうにもならず帰ってきた時、民は彼に従う事をしなかった。民に見捨てられたモーゼは、家族らを連れて、放浪の旅に出た。

これが、ユダヤ民族の始まり。

と、考えると。「なんでユダヤ民族は迫害されるのか?」そりゃモーゼを神と崇めてたらダメでしょ、と言うオチには、成るのだけど。この辺の混沌した話は、ソロモン王の話にも出てくる。この話、元ネタにはオチ?と言うかが無いので、強引?に。

ソロモン王の指輪、怪。
 神殿の建築が遅々として進まない事に苛立ったソロモン王は、それを神に訴えた。神はソロモンに、支配力の指輪を与えた。その指輪を使うと、動物らが王の言う事を良く聞く様になって、神殿の建造は急ピッチで進んだ。ソロモン王はそのまま、のろまな民を全て解雇し、動物らと共に神殿を建造、その中に住むようになった。

駄目じゃん。

このままだと、ソロモン王とは単なるバカ者に成ってしまうので。何だか色々補正され、「ソロモン王は偉大なる指輪を得た偉大なる王!」みたいな感じになってる訳だが。普通に漫画的に考えると、これでは「話に成らない」のだ。有る日貴方は英雄の力を手に入れた、それにより世界を支配し、王様となりました。もう、王様一人居れば良いんじゃないかな?

幸せ?

そう言う視点で、様々なエピソードを見ていくと、物語的な本意それは随分違うのではあるまいか?と言う気には、なる訳で。

果たして、ロトに妻は居たのだろうか?塩の柱になったそれは。或いは塩の取引業をしていたロト、が単に仕事人間だっただけでは。一つの終わりが有り、ロトの妻は、或いは”元の”塩の柱に成ってしまった。そこに居た二人の娘とは、本当に彼の娘だったのだろうか。

「面白い」それは、どっち?



…ただ、非常に主観的な話ではある。

意味が。


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