今日は公開が近いこの映画
監督は「九降風」「百日告別」を手掛けた林書宇の作品です。
これにですね、なんと阿部ちゃんが出るんですよ、日本人の庭師先生の役で。
で、こちらはマレーシアの作家の同じタイトルの小説を映画化したもので
二次大戦中を通じて描く姉と妹の話。一組の姐妹がマレーシアにいた日本軍の
捕虜としてとらえられ、姉が逃げ出したんだと思いますそこから、妹さんは
たぶん、、予告見る限り亡くなっちゃうみたいで、それをずっと自分の責任だと
思い込んでいて、妹と二人の夢だった庭園を造る夢を、阿部寛が演じる庭師と
作るのですが、その過程で禁断の恋に陥るという話。日本人との恋愛はたぶん
こういう状況ですからご法度だったのだと思います。。過去の監督の作品両方みましたが
なんともやり切れない感じの涙が出てくるというか、。。これもそんな感じなのかな。。
こちらを見ますと、阿部ちゃんは英語のほかに茶道、園芸、入れ墨の技能を映画の為に~
お勉強したようですが、これ監督の要求ではなく、阿部ちゃん自身が「必要だ」と思ったこと。
それと、演技の待機時間もじっと静かに待ち、役どころに徹してる感じだったようです。
お相手の女優さんも、イギリス人とマレーシア人の英語教師をつけて、訛りとかも意識して
お勉強。偉い。。さすがだ~。そしてこの映画は
金馬國際影展の閉幕映画で上映されて、売り出し開始すぐにチケットが売り切れた
程の話題作のようです。台湾は11.29から放映開始です