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オプジーボの国内販売価格は100mgがワンボトル73万円小野薬品

2016年05月16日 | aichi-happy理科実験2016
「オプジーボの国内販売価格は、100mgがワンボトルで73万円です。肺がんの場合、患者さんの体重1kgに対して3mgが必要になり、60kgの人であれば1回の投与あたりで180mg、約130万円の薬代がかかります。投与量は患者さんの体重とがんの種類によって大きく変わってきます」(小野薬品広報部)

仮に体重67kgの男性が2週間に1回、1年間の治療を続けた場合、かかる薬価は約3500万円にも及ぶ。

以上が、週刊現代に4月に掲載されていたようだ。


高額医療費を誰が負担すべきか?
考えてしまう。

ガンが治るのはありがたいが、
高額な治療費を出せない人は多いと思う。
かといって公的保険やがん保険でも賄いきれない。

では、小野薬品に、もっと低額で売ってほしいと指導しても
これまでの努力と投資がかかっているし、

売上が20兆円を超える企業もあるのだから、

小野薬品も数兆円の売り上げを上げるような企業になろうとするのも
止められないかもしれない。


しかし、これが緊急の非常に危険な伝染病の薬だったら
治療費が高くても買わざるを得ないだろうか??

そこは国が判断して、ジェネリックを強制的に作らせるなどの措置をとるかもしれない。

ガンという一部の人がなる病気で、

これまでは、ほかの治療を終えて死亡していたような人を助けるくすりというのは、


緊急薬と一緒には議論できない。


技術者や会社の論理と、
社会の幸福が一致すればいいのだけれど、

どうすれば、全体に幸福が一番届くか考えてしまう話題です。

中国なら、強制的にジェネリック作るのもあり得る話でしょう。

知的財産権って社会の幸福と権利者の幸福の天秤で決まるから

うまく解決してもらいたい。

5月15日(日)のつぶやき

2016年05月16日 | 2016-03