兵庫県豊岡市但東町と京都府福知山市夜久野町をつなぐ府県道56号線。
標高は350m前後の位置ですが、冬場は雪と凍結で運転に要注意の道です。
今日2月18日も、麓では降り積もった雪が溶け始めているもののここはまだ残雪多しです。
これだけのことならどこにでもある冬の風景ですが、この峠に面白い標石があります。
今日も溶け始めた雪の水が、傾斜のある道を横切りそれが所々で凍結していました。
右画像の府県境の標識の向こうに見えるのが標石。
この道が数年前に付け変わった時、土中に埋れていたそうです。
戦国時代、織田信長に丹波平定を命ぜられた明智光秀が、その拠点としてそれまでの横山城を大改築し、石垣をもつ城として完成させました。
その城の名前が 福智山城 勝手解釈ですが、 智 は明智の 智 から ???
この標石はこの頃造られ建てられたものかも知れませんねー そしてこの道は織豊時代の但馬攻めのルートのひとつであったかも。
そして 後の時代に福智山を治めた朽木氏により福知山と改められたようです。