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2019飯豊本山2泊3日で最後に相まみえる飯豊の雄姿

2019-09-16 07:01:35 | 2019飯豊山
2019年7月6日、今シーズン初の飯豊山へ。
日程:2019年7月6日(土)~8日(月)

三日目の朝、午前4時過ぎに起きると、
空は朝日モードになっていますが、
ガスが発生しており霧雨を伴っています。




昨日の雨を伴う風のことが頭をよぎりましたが、
10分も過ぎると、ガスが何とか晴れ、見事な朝日へ。


ただ、まだガスが立ち込めているので、朝ラーを小屋で済ませ出発します。

見事な雲海、絶景です。
右から磐梯山、安達太良山、吾妻山と百名山三銃士や!


午前5時52分、山頂に4度目の到着。




どうですか、この景色!


だいぐら尾根の尾根の雲海の先には、朝日連峰の山塊。


また来るぞと思わせてくれる絶景です。




午前6時30分、本山小屋に戻り、下山開始です。


御秘所も晴れていると、気分が違います。


エーデルワイスも晴れているとさらにいい感じ。


草履塚と雪渓の間はお花まつり。



午前8時11分、切合小屋到着。
管理人さんが軒先を作っている最中でした。


ヒメサユリの花の数がすごい!
昨日は全く気づきませんでした。


昨日、雨に濡れた道程が暑くて、暑くてバテバテです。
午前9時50分、やっとの思いで三国小屋到着。


しばし、コーヒータイムで息を吹き返します。
午前10時26分、再び下山開始。


剣ヶ峰の岩稜ではストックをしまうポイントの明示が付けられています。




午前11時24分、峰秀水、
午前11時51分、横峰小屋跡、
午後0時2分、笹平、
午後0時21分、上十五里、
午後0時39分、中十五里、
午後0時53分、下十五里、
午後1時33分、 御沢野営場に到着です。


三国小屋から3時間7分、本山小屋から7時間3分。
今回も無事に飯豊山を楽しむことができ、山の神様に感謝です。

2019飯豊本山2泊3日で見事な夕日を堪能

2019-09-15 14:22:40 | 2019飯豊山
2019年7月6日、今シーズン初の飯豊山へ。
日程:2019年7月6日(土)~8日(月)

二日目の朝になってもガスが晴れることはなく風が強いため、
いくぶん風が弱まった午前6時11分に三国小屋を出発です。


雨は降っていないのですが、風とともに、雨を吹き付けてきます。

三国小屋から切合小屋まで、
尾根の右巻きルートでは風雨にさらされますが、
反対に左巻きルートでは、風は妨げられ、雨にも当たりません。
なんとも不思議な体験です。

午前6時49分、七森通過。
午前7時12分、種蒔到着。
ここから雪渓が現れますが、持参していた軽アイゼンは使わず。


全部で雪渓は3か所ありますが、
三国小屋から向かうときは2つ目の雪渓に注意が必要です。

まっすぐ進むと、夏道に出るのが大変になるので、
少し下りながら行く感じだと苦労せずに出ることができます。

午前7時32分、1時間21分で切合小屋に到着。
切合小屋も既にオープンしているため、小屋前の水場を使えます。
本山小屋の水場はまだ使えないため、ここで満タンにしてから出発です。

午前8時14分、草履塚に到着。
切合小屋から草履塚まで雪渓をひたすら登りますが、
ここでも軽アイゼンは使いませんでした。

ここからは日本のエーデルワイス、
ミヤマウスユキソウがとてもきれいです。


御秘所も問題なくクリアし、
一番心配した御前坂も左巻きに登っていくので、
風の影響は一部の区間のみでした。

午前9時30分、本山小屋に到着しましたが、
そのまま山頂へ向かいます。

午前9時47分、三国小屋から3時間36分で飯豊山山頂に到着です。
ここにたどり着くために一歩一歩進んで来たので、
達成感に満ち溢れてきます。


周りはガスで見えず風が強いため、すぐに本山小屋に戻ります。

午後になるとガスが切れてきたので、駒形山を目指します。



・・・。
準備をしている間にまたまたガスで覆われてしまいました。
再び山頂に到着しましたが、ちょっとだけ見えました。


さらに進み、駒形山に到着。
ここでもちょっとだけ見えましたが、
回復しそうにないので本山小屋に戻ります。


日の入りの1時間前になっても状況は変わらず。
午後7時前に最後の確認に外へ出ると、
まあ!なんということでしょう!!




ガスが晴れ、雲の切れ間から夕日が姿を現しています。
眺めていると赤みが増し、さらにいい感じへ。




もう本当に最高です。
夕日が沈むとまたガスが出てきます。


明日はご来光に期待して山小屋へ。

2019飯豊本山2泊3日で初めての三国小屋泊

2019-09-14 09:54:57 | 2019飯豊山
2019年7月6日、今シーズン初の飯豊山へ。
日程:2019年7月6日(土)~8日(月)

雨続きの中、天気が良さそうな週末を狙い、
午後0時21分、川入登山口の御沢野営場(喜多方市)から出発します。
こんなに遅くに出発した登山は初めてです。

それもそのはず本日の行程は三国小屋泊り。
日は長いし、夕方に着けばいいという考え。

次の日、夜明けとともに登る1泊コースも考えましたが、
実は飯豊の稜線上の小屋で三国小屋に泊まったことがありません。

駐車場にはかなりの台数が止まっていましたが、
この日は喜多方市による第27回飯豊山山開きだった模様。


午後1時5分、最初の目印、下十五里に到着。
なんと、看板が新しくなっています。
黒い標識でカッコいいです。


約20分後、中十五里に到着すると、こちらは古いまま。
すべて新しくしたわけではなく、こちらは部分補修。


もうひとつ新しく設置されていたのが、
「神社参道につきストック先端にゴムキャップを必ず装着下さい」というもの。


「山のストレスを軽くするため」と言われるより、言葉に重みがあります。

午後2時44分、横峰到着。
補修した部分が既に壊れています。熊でしょうか・・・。


この辺りからお花が彩りを添えます。
イワカガミ、アカモノ、マイヅルソウなど。


午後3時11分、2時間50分で峰秀水の水場へ。
前回ここまで2時間半。
三国の水場には行きたくないので、こちらでたっぷり補給します。

地蔵山下分岐からはミツバオウレン、イワイチョウ、ムラサキヤシオなど。

剣ヶ峰の岩稜に差し掛かると、稜線はガスで包まれています。
今年も変わらずヒメサユリがきれいです。


午後4時35分、4時間14分で三国小屋に到着です。
前回、4時間22分と、水場での20分差が縮まっているから不思議です。


初めての三国小屋は快適そのもの。
小屋から外に出ることなく、トイレに行けるし、トイレもきれいです。
山ガールのみならずうれしい限り。

昼間の本山は晴れていたそうですが、
気温は11度と、本当に夏なのでしょうか。


明日は晴れることを祈って就寝します。