どたばたWMと野球少年たち

外資系勤務の母と大食い野球少年のドタバタな日々。城島選手が大~好き♪

帰宅難民になるとは・・・!

2011-03-12 20:22:55 | どうでもいい話
まさか自分が帰宅難民になるとは思ってなかった・・・・。

オフィスは都心の17階で、普段から地震があるとよく揺れる。
今回もいつもと同じだと思って、最初は同僚と談笑。
それが揺れが強くなる一方。 机の下に潜るだけでももう足がふらふら。

揺れはかなり長く続き、オフィスの棚はガタガタ、倒れるものもあり、天井が落ちてきたところも!
正直、もうビルが崩れるかも? とすごく恐ろしかった。
阪神淡路大震災も経験しているが、あの時は縦揺れでドカンと来たが、今度は長くて一旦おさまっても何度も揺れ、気持ち悪くて吐きそうになった。

数分後に館内から避難するように放送があり、17階から階段で1階まで降りる。
ウチの会社は危機管理がとてもしっかりしているので、各自に非常用持ち出し袋が配布されており、それを持って、ペタンコ靴に履き替えて、順番に1階へ。
途中でまた揺れたりし、吐く人もいた。
世界貿易センタービルで階段を下りた人たちはどんなに怖かっただろうと思いつつ・・・。

2時間くらい外の公園で待機していたが、ビルに大きな異常がないのでオフィスに戻って自分の荷物を持って帰るよう指示があり、また17階まで階段で上る。 もっと高い階の人は大変だっただろう。 
でもこの時点でもそんなに大変なことになってるとは思わず、すぐに家に帰れると思ってた。
この間何度も携帯で家族に連絡を取るが、全く通じない。

デスクでPCをチェックすると、電車が全線停止。 
歩いて帰れる人は2-3時間かけても歩いて帰宅して行ったが、私は暗くなってきたし方向に自信もないので、もう少ししたらいつものように電車が動くだろうと思い、とりあえずJRまで行ってみると、「今日の復旧みこみなし」「駅ビルを閉鎖するので出てください」
ええ~!! どうしよう・・・ でも今から歩いてもレインボーブリッジを渡るまで2時間はかかるし、橋が閉鎖されてるかもしれない・・・。 
しかも余震が続く中、暗い橋を歩いて渡るのは怖すぎるので、オフィスビルに戻ってタクシーの行列に並ぶ。
30分以上待っても1台も来ないので、先頭の人に聞いてみたら、2時間近く待ってるが1台も来ていないと言う!

あきらめて職場に戻り、再び電話をしまくるとやっと通じて、まいとんは試験前のために自宅にいて無事。
ちなみにウチの部屋は20階。 めちゃくちゃ揺れて一人で心配だっただろう。
まいとんには余震はあるが、とにかく自宅にいるように言っておく。
そしてれっちんはちょうど学校から学童に向かう最中で、れっちんも一人だったらしい。
が、学童についてからは先生方が学校に誘導し、そこで親が迎えに来るまで待機し、ご飯も食べさせてもらっているらしいので安心した。
ホントに先生方には感謝だ。

ビルのロビーには段ボールや毛布にくるまってる人であふれている。
コンビニの棚はもうガラガラ。 何とかカップめんを夕飯に確保し、同僚と食べる。
ダンナは職場が私より自宅に近いので、徒歩で帰っていると運よくバスが走っていて、大渋滞だったものの2時間くらいかけて何とか帰り、れっちんを8時半位に迎えに行ったらしく、とりあえず私以外は自宅で寝ることができたようでホッ。
しかし私はタクシーは皆無だし、電車もないし、もう同僚と会社にいようと思っていたら、会社の人が隣のホテルを手配してくれた。
ホテルのロビーにも帰宅出来ない人があふれかえり、ホテルが配布した毛布にくるまって寝ている人がたくさんいた。
私たちはホテルの快適な部屋で寝ることができて幸運だったが、その間も何度も余震が来て、TVの報道を見ながらほとんど寝ず一夜を明かした。

まいとんは今日学期末試験のはずだったが、もちろん学校から連絡網が来て今日は休み。
朝8時になり、ようやくJRが少しずつ動き出したので、電車に乗り帰宅。
家の中も被害なく、エレベーターも復旧していたが、コンビ二はどこも棚に品がほとんどない。
ウチはお米やカップめんやレトルトカレーはたくさん買い置きしていたので助かった。
今日はもちろん全ての予定は中止なので、れっちんは退屈でパパと公園に遊びに行ったが、まだたくさんの人が大変な状態になっていることを考えると心が痛む。
心待ちにしていたジョーの復帰試合もなくなり残念だがそんなこと言ってる場合じゃないよね。

ホントに早く行方不明の人が救出されますように。