「白を基調とした明るく清潔感あるスタイリッシュな店内で焼き鳥の概念を変えること」をコンセプトとして2003年(平成15年)に開業した「焼き鳥 しろ(SHIRO)」。札幌における「お洒落焼き鳥」の先駆けとか。比内地鶏はじめ旬の素材の料理と豊富な品揃えのワインや日本酒を洒落た空間で楽しめます。
今日は「焼き鳥 しろ(SHIRO)」で焼き鳥+ワインの夕食です。この店は「西25丁目通り」にあり我が家が良く利用する最寄りのバス停の真ん前です(バス停名はそのまんまで「南3条西25丁目(焼鳥しろ前)」)。そのため頻繁に店の前を往来するのですが入店するのは漸く2度目です。場所は地下鉄駅だと「円山公園駅」を「裏参道」に出て「西18丁目駅」の方向へ数分歩き「西25丁目通り」の交差点から南下してセブンイレブンを超えENEOS/GSの手前です。
「焼き鳥 しろ(SHIRO)」の「西25丁目通り」に面した店頭。「しろ」の暖簾が目印。
店内は焼き場に面したカウンターに9席(グループ毎にアクリル板で区切っています)、4人掛席2卓、2人掛席2卓にワインセラーの奥に更にテーブル席があるようです。18時過ぎに入店した時にはすでに半数が埋まっていました。
メニューを拝見するとコース料理が4,200円と5,200円にアラカルト。店のこだわりは生産者から直接に仕入れる「比内地鶏」で、丸ごと仕入れて店で捌くため希少部位なども「数量限定串」として提供できるとか。色々と好みのものを食べたいので前回と同様はアラカルトで注文しました。
また、ワインの品揃えにも徹底して拘っているとかでグラスワインは泡、白、赤とも4~5種類、ボトルでは分厚いリストがありました(ワイン・メニューは撮影禁止とのこと)。
以下が注文した料理です(一部サーブ順に前後あり)。
「白菜と林檎のサラダ」(700円)。
「ゆり根のホイル焼き」(700円)。
飲み物は生ビールではじめて次はグラスワインの白。仏ブルゴーニュ“Domaine Tribut Chablis 1er Cru Cote de Lechet 2016”。店のソムリエお勧めの濃厚味のシャブリです。
「ぎんなん」(400円)。
【スペシャリテ】の「穴子白焼きタプナード」(700円)。
【比内地鶏 数量限定串】の「ささみわさび」(500円)。
ワインを赤に変えて仏ブルゴーニュ“Bourgogne Hautes Cotes De Nuits Rouge Domaine Gros Frere Et Soeur 2017”。飲み口のしっかりしたピノ・ノワール。
【比内地鶏串】の「正肉」(550円)。
【スペシャリテ】の「半熟うずらのたまご串」(250円)。
【スペシャリテ】の「しろ名物 豚しょうが巻き」(300円)。
最後は仏南西部“Mouthes le Bihan - Les Apprentis Côtes de Duras 2017”。メルロー主体です。グラスワインは1,000円~1,600円程度。
【比内地鶏串】の「つくね」(300円)。
【比内地鶏 数量限定串】の「白レバー」(600円)。
【比内地鶏 数量限定串】の「背肝」(300円)。
〆に「ブルーチーズチャーハン」(750円)。
以上、予定を超えて食べて飲みかなり満腹です。料理は1品1品皆美味しいです。特に比内地鶏は噛みしめる程に味わいが増すような感じです。白レバーや背肝も和味フォアグラのような感じでした。レア状態で出せるのは鮮度に自信がある故でしょう。ワインも香り味とも良く拘りが感じられる品揃えです。一部では値段が高いとの評価もあるようですが確かに一般の「焼き鳥屋」に比べると高いでしょうが別のジャンルの店と考えるべきでしょう。がんがん食べたい方には不向きかもしれませんが私は改めて気に入りました。また機会を見てお伺いしたいと思います。ご馳走様でした!
「焼き鳥 しろ(SHIRO)」
札幌市中央区南四条西24-1-24 011-521-4060
営業時間 18:00~24:00 定休日 月曜日
*営業時間短縮要請への対応は不明
公式アカウント http://www.yakitori-shiro.com/
(2021.2.14訪問)