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札幌・円山生活日記

選りすぐりの肴と酒の和食処「鱗」~札幌円山「鮨菜 和喜智」に隣接した姉妹店です!~

本日は円山の和食処「鱗(りん)」で選りすぐりの肴と酒で独り呑みです。北海道を代表する江戸前鮨屋でミシュラン2ツ星という超有名店「鮨菜 和喜智(わきち)」に隣接する姉妹店です。2023年8月にリニューアルオープンし店頭に小さな看板と魅力的なメニューの一例が出ていて大変気になっていました。妻が長女のいる名古屋へ孫孝行に出かけるというので予約して独り呑みに出かけてきました。
店の場所は地下鉄東西線「円山公園駅」隣接の商業施設「マルヤマクラス」の「スターバックスコーヒー 札幌円山店」脇の出入口から「裏参道(南1条通)」を超え住宅街へ入ったところです。「鮨菜 和喜智」と隣り合っています(地図)。
店の営業は18時~23時。開店早々に入店します。店頭に出ている「本日のおすすめ(一例)」を見るとコースで1人前2万円超という「鮨菜 和喜智」に比べると大変魅力的な価格帯です。

店内は最大カウンター7席で落ち着いた雰囲気。奥で「鮨菜 和喜智」と繋がっているようです。
メニューを拝見。「本日のおすすめ」です。店頭に出ていた「一例」とは異なります。3品・5品・7品の「おまかせ」がアカラルトよりお得と勧められ3品を注文しました。ドリンクも日本酒、ワイン、焼酎など幅広く取り揃えられています(店のェブサイトのドリンクメニュー)。

料理長の中川宏彦さんは札幌出身で札幌や東京の様々な飲食店を経験してきたそうですが「円山では新参者です」と謙虚。「一例」にあった『ハモ』が無いかと聞くと当日は無く『事前にお好みを教えていただけると何でも用意いたします』とのこと。写真撮影の可否を聞くと笑顔で『どうぞ!どうぞ!』と大変気さくな方でした。
最初の「生ビール」に合わせて登場の「帆立の茶碗蒸し 枝豆餡かけ」。茶椀蒸しの中に帆立貝柱がゴロゴロと入っています。何とも優しい料理です。
ビールを飲み終え日本酒は福島県「曙酒造」と円山の酒舗「七蔵」のコラボ商品「蝦夷の曙 氷温貯蔵 一火」。酒度・酸度等のスペック非公開とか。1合で1,500円。 
2品目料理の「もずく酢に鮑」。モズクの太さと歯ごたえが良い感じです。鮑も寿司1貫分はのっています。
続いて京都・黒豆系の「枝豆醤油漬け」と「平目の棒寿司」。
「平目の棒寿司」は昆布〆にした平目で胡麻入りのすし飯を包んだ棒寿司に山椒の醤油漬けと生山葵が添えられます。「鱗」名物の美味しい棒寿司です。
料理が美味しいので早々に2杯目の日本酒へ。旭川・高砂酒造の吟醸酒「えぞ乃熊」。日本酒は1合単位ではなく90mlでも提供可能とのことで半額の750円。料理は和食の華の一つ「刺身盛」。
その「刺身盛」は「きんき(キチジ、喜知次)の炙り」、「松川かれいの昆布〆」、「本生マグロの漬け」に「北海だこ」。何とも豪華版です!。
3杯目の日本酒である栃木せんきんの生酛 仕込み「仙禽(せんきん)クラシック」。同じく90mlで750円。料理は「きんきのかま焼き」。
きんきの真ん中の大きな切り身は「鮨菜和喜智」で使って残った部位を「鱗」の素材とするのが店のコンセプトとか。なんとも贅沢ですが我が家好みの『端っこ』(?)利用で好感します。
以上で注文の「おまかせ3品」は終了です。3品よりもかなり多くの品が出てきましたが「つき出し」「前菜盛り合わせ」「刺身」「焼き物」との整理でしょう。大変満足です。さらに「仙禽(せんきん)クラシック」が少し残っていたので「北寄貝ひも・柱」を追加サービスで出していただきました。
「北寄貝ひも・柱」でこの大きさです。「鮨菜和喜智」ではどんな大きな北寄貝を寿司に使っているのかと思いました。なお隣のグループが頼んだ「おまかせ5品」を見ていると3品に「揚げ物」と「土鍋ご飯」が追加のようでした。ご主人に聞くと好みを言ってもらえばどんな組み合わせでも対応可能ということでした。会計はこれで9,000円出して小銭のお釣り。大変良い店で次回は是非妻とともに或いは友人を誘って来たいと思います。ご馳走さまでした。
退店する頃には陽も落ち店前の様子も良い雰囲気でした。
隣の「鮨菜和喜智」の行灯と「裏参道(南1条通)」です。

「鱗(りん)」
住所:札幌市中央区南2条西25丁目1‐22(鮨菜 和喜智隣)
TEL:090‐4403‐7564
アクセス:地下鉄円山公園駅4番出口より約2分
営業時間:18:00~23:00 L.O.22:30
定休日:月曜、ほか月1回不定休あり
https://rin-uroko.com/
(2024.7.24)

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