「北海道美術作家協会」の公募展「道美展」。協会では「絵画」「工芸」「写真」3部門合同の展覧会を毎年「札幌市民ギャラリー」で行っており、第55回目を記念する今年は9月12日(日)~9月18日(月・祝)の予定で開催中です。
本日は「第55回北海道美術作家協会公募展(道美展)」。先週の「第67回新北海道美術協会展(新道展)」に続いて“芸術の秋”のアート鑑賞です。北海道を代表する公募展では「北海道美術協会(道展)」が今年で第97回目、「全道美術協会(全道展)」が同77回、「新北海道美術協会(新道展)」が同67回ですので相対的には若い団体のようですが今年で55回目の節目を迎える展覧会です。会場の「札幌市民ギャラリー」の1階~2階を使用して「絵画」「工芸」「写真」3部門の多彩な作品が展示され楽しませていただきました。「札幌市民ギャラリー」は地下鉄東西線「バスセンター前駅」10番出口から徒歩数分です(地図)。
「札幌市民ギャラリー」のエントランス付近。
「第55回北海道美術作家協会公募展(道美展)」受付。協会のウェブサイトによれば、昭和39年(1964年)にグループ展として創立された“新作家展”を昭和44年(1969年)に公募展に踏み切り、名称を「北海道美術作家協会(道美展)」に変更し創立展として開催、今年で節目の55年目になるそうです。
【絵画・工芸】
展覧会は「絵画」「工芸」「写真」3部門合同で1階が絵画・工芸(受賞作品含む)の展示エリアです。
「札幌市民ギャラリー」のエントランス付近。
「第55回北海道美術作家協会公募展(道美展)」受付。協会のウェブサイトによれば、昭和39年(1964年)にグループ展として創立された“新作家展”を昭和44年(1969年)に公募展に踏み切り、名称を「北海道美術作家協会(道美展)」に変更し創立展として開催、今年で節目の55年目になるそうです。
【絵画・工芸】
展覧会は「絵画」「工芸」「写真」3部門合同で1階が絵画・工芸(受賞作品含む)の展示エリアです。
【北海道知事賞】吉泉由紀子さん(工芸)札幌市の作品《北海道オオワシ》。
【協会賞】荘司博俊さん(工芸)北広島市《彗星》。
【札幌市長賞】遠藤みち子さん(工芸)札幌市の作品《つぼ》。
【新人賞】山本多鶴子さん(工芸)札幌市《炭化焼き締め花器》。
【協会賞】長瀬一志さん(絵画)札幌市の作品《娘の瑞葉》。
【奨励賞】小出正美さん(絵画)札幌市《縄文の旋律》。
【新人賞】赤坂里映さん(絵画)札幌市《浮カンデハ消エヌ》。
【新人賞】堀元ゆふ子さん(札幌市)《今のわたし~未来への希望と不安~》。
工芸展示エリアのようす。
【新人賞】斉藤美佳さん(工芸)旭川市《ALL Log cabin》。
【小品部門賞】佐々木義隆さん(工芸)札幌市《危険生物》。竹で出来た作品とのこと。見入ってしまいました。
【写真部門】
2階の写真部門の展示エリアのようす。展示総数は全国から公募によって選ばれた作品と会員・会友の作品で160点~180点におよび、これだけ大規模な写真の展覧会はあまり例がないそうです。
【協会賞】植田敏光さん(札幌市)《秋日和》。
【北海道新聞社賞】石井一夫さん(札幌市)⦅サバイバル》。
【新人賞】信濃満枝さん(札幌市)の作品《共生》。
【新人賞】中野寛さん(東川市)⦅噴出口を撮る》。
【会員賞】鳥海政史さん(室蘭市)《うなぎ、のぼり》。日頃は何げ無く通り過ぎてしまいそうな店の排煙設備にうなぎをイメージしたのは慧眼ではないかと。楽しい作品です。
【会友推挙】岡久存亨さん(旭川市)の作品《ただいま参上‼》。色々と魅力的な作品も多い中でやはりこんな写真に惹かれます。良くぞ!こんな瞬間が撮れました!
またこんな写真もほっこり感がして癒されます。【会友推挙】岡田廣司さん(恵庭市)の《長湯は禁物》です。良いものを見せていただきました。ありがとうございます。
「第55回北海道美術作家協会公募展(道美展)」
日程:2023年9月12日(火)~ 2023年9月18日(月)
開催時間:10:00~17:00(最終日入場は15時半まで、16時閉場)
日程:2023年9月12日(火)~ 2023年9月18日(月)
開催時間:10:00~17:00(最終日入場は15時半まで、16時閉場)
開催場所:札幌市民ギャラリー(札幌市中央区南2条東6丁目)
主催者:名北海道美術作家協会
(2023.9.14)