「札幌芸術の森」は「40haの森に広がる芸術と創作の拠点」であり「緑の匂いと共に五感が目覚めるアート空間」。各種展覧会を開催する「札幌芸術の森美術館」をはじめ、自然と一体となり季節の移り変わりと共にアートが楽しめる「野外美術館」や木工房、ガラス工房など制作体験が楽しめる「各種クラフトの工房」が森の中に点在している札幌の名所の一つです。
本日は「札幌芸術の森野外外美術館」の散策とアート観賞です。本年2月に「芸森かんじきウォーク2022」に来て以来です。本当は昨年と同様に紅葉の見頃時期に来たかったのですが色々と他所を周っているうちに出遅れてしまいました。それでも何とか「札幌芸術の森美術館」で開催されている「北海道陶芸の変遷vol.2―現代陶芸の今―」の会期中に滑り込んだのですが景色はすっかりと晩秋の様相でした。中心部の「大通公園」や「円山公園」はまだ少しは紅葉も残っているのですが気温が違うのでしょうか。それでも晩秋景色にもアートは仲々の映え具合で良い散策とアート鑑賞になりました。アクセスは本日も地下鉄東西線「大通駅」で南北線に乗り換え、終着の「真駒内駅」から中央バス(空沼線・滝野線)に乗り「芸術の森入口」で下車です。このバス便は15分毎なので便利で有難いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/84/e20140e483f8aa2cce539e80f1078a96.jpg)
「札幌芸術の森」入口付近。シンボルアートの伊藤隆道氏・作《空と地の軌跡》。ここから左手奥の「芸術の森屋外美術館」に向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/e9/6b275e1156d7fc9010d147bbe1e48075.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/e9/6b275e1156d7fc9010d147bbe1e48075.jpg)
池に浮かぶシンボル彫刻マルタ・パン氏・作《浮かぶ彫刻・札幌》。背景はすっかり晩秋景色です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/f5/918468ba2d3d6b1cba8a54c1abf65b47.jpg)
「有島武郎旧邸」を左手に見ながら葉がすっかりと落ちた白樺並木を「芸術の森屋外美術館」へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/45/b05499b14faf516402975be05a7b3ccb.jpg)
赤いカエデ属の樹木もほとんどが落葉していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/9b/48e6f29dd957d23536a97189052ba919.jpg)
「野外美術館」に到着。シンボル彫刻ライモ・ウトウルアイネン氏・作《昇》。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/0d/8edf2b3c4de9ecadcbe21151260c1a30.jpg)
「野外美術館」入口。7月16日(土)~11月3日(木・祝)まで観覧料無料キャンペーンを実施していたようですが期間終了後にも係わらずゲートは開放されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/3b/1ea5d0b6c8dc1a7c36a7673a25ee35ae.jpg)
「野外美術館マップ」。マップに沿って入口前から左方向へ向かい時計回りで屋外を回っていきます。紅葉めぐりでは無くなったのですが晩秋の枯れた風景にもアートが良く映えていました。そんな作品を紹介していきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/da/341e05fbfda23a2ccd8d31a64997e5b9.jpg)
清水九兵衛氏・作《ウィグ》。後方は田中薫氏・作《1・1・√2》。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/62/707d6d62b9ec93c63788729c0a0fd722.jpg)
白樺林のベンチに座る朝倉響子氏・作《ふたり》。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/2b/467f34f1cb07be1920785fbf102b1042.jpg)
ダニ・カラヴァン氏・作《隠された庭への道》。存在感のある作品です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/9f/19bef68640f3a047abe3d061efaa1ffa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/4c/73b414d53cddf1060b59f3770b41cbde.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/94/9779d23360db6b6c6a2787bd8b0b6523.jpg)
新妻實氏・作《目の城 '90》。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/3f/1522a0c500ebde371ab0d05585ddf563.jpg)
白樺並木を走る田金鐸氏・作《走向世界》。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/44/10b71036836b05b89445bcb73fa4a13a.jpg)
小清水漸 氏・作《石翔ぶ》。「芸森かんじきウォーク2022」で来た際にはシートで覆われて見ることができませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/64/6d79bc3ef76bdfca936b9494c1654486.jpg)
黄色が鮮やかな福田繁雄氏・作《椅子になって休もう」。小学生くらいの子供が戯れています。こちらも積雪時には保護シートで覆われます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/78/708762df0a4e19b5acbb5cfec27ae0b1.jpg)
晩秋景色と鈴木実氏・作《若きカフカス人への追幻想譜》。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/82/0e1a822abfeefe7f5f718423c096ac85.jpg)
一色邦彦氏・作《彩霞燈》。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/8a/725ead8c506a8d4a157daf0cc15ea640.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/89/53f6c6e98162eac02086760bfd5f36b3.jpg)
細川宗英氏・作《ユカタンの女》。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/e4/d0eab81f0ec8512eb00092902ccc0c24.jpg)
安田侃氏・作《間》。雪の時期の訪問が多いからか今まで安田作品には気が付きませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/e9/1e1355d392c669f0cb420c86dc83af1d.jpg)
丘の上の白大理石の作品と一体です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/c7/0a339df069a50e0766d85675b83d83ce.jpg)
丘の上から見た作品。雪の時期にはとてもここまでは来れません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/51/a4dd28c3fcb52ed47fd04fd1e3da7094.jpg)
速水史朗氏・作《SAPPORO '90》。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/c5/3fbe385280132c4a3985317eff4e2ac8.jpg)
少し【紅葉とアート】っぽい風景の保田春彦氏・作《交差する赤錆の壁」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/c8/8881a55a71e1714cc26d288c5bdd4b6c.jpg)
宮脇愛子氏・作《うつろい」。背景の木々が色褪せと落葉が進んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/4f/5ce7a9a99f4a6bf791b6330084a1d7bd.jpg)
砂澤ビッキ氏・作《四つの風》。4本の柱のうち3本が倒壊しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/29/a53200dc137b5620b140895fb7e352b3.jpg)
作家の意向で自然のまま土に還っていくまで公開するそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/79/dee410f7f275dcfab67e56a69bd23aed.jpg)
山本正道氏・作《こだま》。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/5d/77d0cb69501be796761cd8d182e9bfdf.jpg)
土谷武氏氏・作《挑発しあう形》。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/62/bcffaba40ee538cac34b3523933584c0.jpg)
多田美波氏・作《位相》(手前)と飯田善國氏・作《大地からの閃光》(奥)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/89/360205bfb8676147a66cdb871b8694eb.jpg)
淀井敏夫氏・作《幼いキリン・堅い土》。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/2c/15715478d14e7a58b939908ce2592c66.jpg)
本郷新氏・作《鶏を抱く女》。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/d5/eb79f6b929046b367a26e08073f6761e.jpg)
佐藤忠良氏・作《女・夏》。周囲はススキも含め綺麗な晩秋の景色です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/c5/8210b5ebc8693372af0a5d71c4dcda6f.jpg)
同じく佐藤忠良氏・作《冬の像》。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/ef/59710ce81056a3f448cd231587df3a18.jpg)
佐藤忠良氏・作《足なげる女》。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/2c/cedaa97d28308e526ece64d9f891e7a2.jpg)
山内壮夫 氏・作《はやぶさ (飛翔)》。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/ff/9b9ec0baedbc5710b975fd05ffb46bb0.jpg)
枯れ葉の池で泳ぐ鴨さんでした。以上で野外アート鑑賞は終了です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/de/1f8ef53de6f4ac803bf09031f89f36bb.jpg)
「札幌芸術の森美術館」で開催の展示会「北海道陶芸の変遷vol.2―現代陶芸の今―」の最終日へ向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/44/5251587fffac8eec0ef74e6cff18ff04.jpg)
少し残った紅葉でした。
「札幌芸術の森」
〒005-0864 札幌市南区芸術の森2丁目75番地駐車場
TEL:011-592-5111(代表) FAX:011-592-4120
開園時間 9:45~17:00(6~8月は17:30まで)
※札幌芸術の森美術館の入園は閉園の30分前まで
休園日 4月29日~11月3日は無休、11月4日~4月28日は月曜日
※月曜日が祝日・振替休日の場合は翌平日
年末年始(12月29日~1月3日)
「芸術の森野外美術館 」
開館時間:4月29日~11月3日(無休)
入館料:個人/大人700円 シニア(65歳以上)560円 中学生以下無料
団体/大人630円 シニア(65歳以上)500円 中学生以下無料 団体でご利用の方へ
※団体は高校生以上の人数が20人以上の場合となります。
※シニアの方は年齢がわかるものをご提示ください。
https://artpark.or.jp/shisetsu/yagai-sapporo-art-museum/
〒005-0864 札幌市南区芸術の森2丁目75番地駐車場
TEL:011-592-5111(代表) FAX:011-592-4120
開園時間 9:45~17:00(6~8月は17:30まで)
※札幌芸術の森美術館の入園は閉園の30分前まで
休園日 4月29日~11月3日は無休、11月4日~4月28日は月曜日
※月曜日が祝日・振替休日の場合は翌平日
年末年始(12月29日~1月3日)
「芸術の森野外美術館 」
開館時間:4月29日~11月3日(無休)
入館料:個人/大人700円 シニア(65歳以上)560円 中学生以下無料
団体/大人630円 シニア(65歳以上)500円 中学生以下無料 団体でご利用の方へ
※団体は高校生以上の人数が20人以上の場合となります。
※シニアの方は年齢がわかるものをご提示ください。
https://artpark.or.jp/shisetsu/yagai-sapporo-art-museum/
(2022.11.6訪問)