北海道のほぼ中央に位置し紫の絨毯を広げたようなラベンダー畑が美しい「富良野」。十勝岳が生んだ雄大な丘の景観のまち「美瑛」。そして豊かな自然と都市が調和した美しい街並みの「旭川」。特に動物本来の動きが観察できる展示方法で人気の「旭川市 旭山動物園」は必見スポットです。
まず朝の散歩と「JR旭川駅」前に出てきました。今日も暑くなりそうです。
【あさひかわ北彩都ガーデン】
駅南側に「あさひかわ北彩都ガーデン」が整備されたとの表示を見て南口に向かいます。
「神居古潭石」群。パワーストーンとかで触ってパワーをいただきます。
「神居古潭石」の説明碑。この石は「旭川近郊の神居古潭峡谷から引き揚げられた貴重な銘石。1億数千年前の大陸移動中に起こった海底火山の噴出物が地中深くに閉じ込められ高温高圧によって硬い岩石に進化した・(中略)・パワーストーンを持つと言われます。触れて神居古潭石のパワーを試してください」。
木々や花壇がきれいに整備され・・。
小川も流れていました。仲々の散歩コースです。
・・と歩いていたら「熊出没!」注意。河川敷で歩いていたと!
河川敷の方を見ると通勤なのか男性が自転車で通っていきました。
・・が動物園に行く前にこんなところで猛獣に出くわしたくないので駅からホテルへ戻ります。「ヨシノリコーヒー旭川駅前店」で朝食(詳細後日)を済ませた後、旭川駅前からバスで「旭山動物園」に向かいました。
【旭川市 旭山動物園】
動物園「正門」とチケット売り場。「入園前売り電子チケット」を購入していましたのでスマホで提示して入場です。
「正門」から園内に入ったところ。右側の「フランミンゴ舎」から歩いて順番に巡っていきます。
(ぺんぎん館)
「ぺんぎん館」入口。
館内に入ると360度見渡せるチューブ状の水中トンネルがあり、ペンギンが飛んでいるように泳ぐ姿を観察することができます。「キングペンギン」 。
水中トンネルを飛ぶ「フンボルトペンギン」。
同上。
屋内では「イワトビペンギン」が子育て中でした。
屋外で「もぐもぐタイム」を待つ「キングペンギン」。
待望の「もぐもぐタイム」です。でも皆行儀良くそんなに食い意地が張った感じではありませんでした。
(あざらし館)
「あざらし館」入口。屋外は北海道内の漁港をイメージするためとかで小さな漁船やテトラポットがあります。 顔出し写真スポットも人気でした。
館内にはアザラシの特徴的な泳ぎを観察できる「マリンウェイ(円柱水槽)」や大水槽があります。気持ちよさそうに水槽を上下する「ゴマアザラシ」。
同上。
水槽に向こうには園の清掃担当の方。この人の歩くところにアザラシが集ります。
(もうじゅう館)
「もうじゅう館」の入口。
悠々と歩き回る「アムールトラ」。
「エゾヒグマ」も遠くから見ているのは良いのですが・・。
(オオカミの森)
「オオカミの森」の入口。
あまりの暑さにダウンしたかのような「シンリンオオカミ」。
(ほっきょくぐま館)
「ほっきょくぐま館」入口。
館内には巨大プールがあり「ホッキョクグマのダイナミックな飛び込みや泳ぐ姿を観察することが出来ます」とのことでしたが暑いのかこの一頭はお休みです。
もう一頭は檻のない放飼場で示威行為で元気でした。
「ほっきょくぐま館」を出た付近から「正門」方向を望みます。この坂は「冬は滑るだろうな」と予備知識としておきます。
(レッサーパンダ舎)
こちらの「レッサーパンダ」2匹はじゃれ合って元気でしたが・・。
もう1匹は「レッサーパンダの吊り橋」上でヘタリこんでいました。寒いところの動物なので本来的には暑さは苦手なのでしょう。
バテ顔のアップ。
(小獣舎)
「小獣舎」には「マヌルネコ」がいました。NHKで放送中の 「ダーウィンが来た!」の番組最後のアニメ「マヌールのゆうべ」の中の生き物かと思っていました。嬉しい発見です。
独特の顔つきがアニメそのままです。見ていた人が「そんなに太ってないじゃないか」と言っていました。TVの影響恐るべしです。
でもなんかファンになってしまいそうな感じです。
近くの土産屋では「マヌルネコ」の写真は品切れ中でした。人気沸騰中?!
ぬいぐるみも売られていました。買いませんでしたが・・。
(くもざる・かぴぱら館)
「くもざる・かぴぱら館」は「クモザル」と世界最大のネズミである「カピバラ」が同居する「混合・共生」の施設。上に広がる木をイメージした施設には「クモザル」が、下には「カピバラ」というすみ分けが出来るよう設計されているとか。ですが以前来た際には池に入ろうとする「カピパラ」が「クモザル」に追いやられていてかわいそうでした。
今日は暑いので「カピパラ」もおやすみです。
同上。
(かば館)
「かば館」の入口。
カバの屋内放飼場は深さ約3mのプールがあり水中でのカバの動きをあらゆる角度から観察できるようになっています。こちらはプールの上から見た「カバ」。他の動物園でも良く見るシーンです。
・・がこんなのが見られます。深さ3mの大型プールの中を歩くように泳ぐ「カバ」です。気持ち良さそうです。
こんな行動的な「カバ」は初めて見ました。「マヌルネコ」と並んで今日最も印象的な動物でした。そろそろ丁度良い時間のバスが来るので出口へ向かいます。
動物園からJR旭川駅行のバス。暑さでエアコン・フル回転がたたったのか何と途中でエンジン・トラブル。白い煙が出て全員車外へ退避。運転手さんが「代車を手配しましたので15分~20分で到着します」と。女子中学生が「こんなのが毎日だと学校に行かなくて良いのに」とつぶやいていました。
・・が当方はそういう訳にはいきません。運転手さんには気の毒ですが予想した通り20分たっても代車は来ません。すると運良く空のタクシーが通りかかったので乗せてもらい駅に向かいました。ラッキーでした!
【東川ミーツ】
タクシーで無事駅前に到着し「らーめん山頭火 旭川本店」で遅い昼食(詳細後日)。その後、朝食を食べた「ヨシノリコーヒー旭川駅前店」内に併設する東川町のアンテナショップ「東川ミーツ」でお土産を買います。
「東川ミーツ」では、東川町の特産品(米・水・加工品や家具・クラフト)などを販売しています。
リスやネズミ等小動物のかわいいクラフト類。値段も手頃なので買おうかと手が伸びますが・・。
結局購入したのは東川町の自家焙煎珈琲店「TAISETSU Coffee」のドリップコーヒーなど。パケ買い的ですが「写真家 - 半田菜摘 コレクション」の写真パッケージが魅力的でした。
「JR旭川駅」は「木のまち旭川」を象徴して内装に北海道産の木材をふんだんに使用した綺麗な駅舎でした。
以上で1泊2日の「富良野・美瑛・旭川観光旅行」が終了で「JR旭川駅」から「特急カムイ」で札幌へ戻ってきました。30℃を超える猛暑の2日間でしたが大変充実した旅行でした。特に印象的だったのはやはり満開のラベンダー畑で・・あとジンギスカン、カバ、マヌルネコでしょうか。また来年の楽しみができました。お疲れ様でした。
「旭川市 旭山動物園」
〒078-8205 旭川市東旭川町倉沼
代表電話番号 0166-36-1104
代表電話番号 0166-36-1104
「東川ミーツ」
旭川市宮下通7-3112
ホテルウイングインターナショナル旭川駅前1F
ヨシノリコーヒー旭川駅前店内
電話:0166-26-5575(ヨシノリコーヒー旭川駅前店内)
営業時間:7:00~21:00(ヨシノリコーヒー駅前店に準ずる)
運営:㈱東川振興公社、㈱ヨシノリプランニング
協力:東川町
(2021.7.15訪問)