北海道のほぼ中央に位置し紫の絨毯を広げたようなラベンダー畑が美しい「富良野」。十勝岳が生んだ雄大な丘の景観のまち「美瑛」。そして豊かな自然と都市が調和した美しい街並みの「旭川」。その「旭川」では“独自ルートで仕入れた肉厚で柔らかい生ラム。自家製秘伝のタレにつけるとまさに極上の一品”を謳う「成吉思汗 大黒屋」は外せません。
「ラベンダーめぐり(ファーム富田)~富良野・美瑛・旭川観光旅行(1日目)~」及び「美瑛三大パワースポットめぐり~富良野・美瑛・旭川観光旅行(1日目その2)~」の夕食は「成吉思汗 大黒屋」です。この店は札幌へ転居する前に旅行に来た際に利用しました。「こんな美味いものだったのか!」とジンギスカンの印象を一変させた店です。そんな印象深い店に久々の訪問で期待してやってきました。場所は「JR旭川駅」から「平和通買物公園」を北へしばらく歩き「3・4仲通」へ左折。女性のいる店が両側に並ぶ道を脇見せずに真っすぐに進むと右手側にあります(地図)。
「3・4仲通」に南向きに面する店の外観。これは退店時の写真で入店待ち客があふれていました。
店の外側に出ているメニュー。
店内。以前来た際には右側のカウンター席の背中側(写真左側)は座敷席だった記憶があるのですがテーブル席に改装されたようです。
奥のテーブル席に案内されました。座敷席は足が辛いので改装はありがたいです。
羊さんのメニューを拝見。相変わらずこれだけ!少数精鋭です!
こちら裏の飲み物のメニュー。
暑い一日だったのでキンキンに冷えた生ビールが美味いです。「キリン一番搾り生(中ジョッキ)」税込み550円。
絶品生ラム「肩ロース」同700円。1頭の羊から僅か500gしかとれないという肉が厚切りで出てきます。
肩ロースに引けを取らない旨さ「ランプ」同700円。ロース隣の腰から尻、ももの部分の肉。こちらも厚切りです。
「アーモンド大根サラダ」同450円。
自家製秘伝のタレ。
最初は店のスタッフが見本として焼いてくれます。鍋全体にラードを引き、野菜をのせ肉を焼きます。目の前に煙が立ち込め肉の両面にさっと火が通ると「肉に味が付いてませんのでタレか塩コショウでどうぞ!」、「焼き過ぎないでください」と。早速タレにつけて肉をいただきます。やはり美味い!肉自体の旨味に香りも歯ごたえも脂具合も良く次々と肉を焼いていきます。
煙がどんどん出てもこの強力な排煙器が力を発揮します。
あっと言う間に食べ終え追加注文。ハーブと岩塩で一味違ったアクセントの「ハーブ肩ロース」同800円ともう一度「ランプ」。
更に無料サービスの「焼き野菜」。
「角ハイボール」450円。
オリジナルハーブスパイスと岩塩で仕上げた生ラムはタレを付けずにいただきます。肉の旨味がストレートに感じます。「ランプ」も味変で塩コショウやゴマ、ガーリックパウダー等で食べても良い味でした。
こちら味変用の調味料一式。
〆に最高クラスの東川産ゆめぴりか「ごはん(並)」同200円。ご飯と一緒に残った肉と野菜(脂で揚がったタマネギが美味かった!)を食べてご馳走様です。今日も大満足でした。
店外。駅前からこの店まであまり賑やかとは言えない街の状況だったのですが大黒屋には何かに吸い寄せられるように右からも左からも客が集まってくる感じでした。翌日乗ったタクシーの運転手さんによれば「旭川の地元民は味付け肉の方が好きで松尾ジンギスカンが人気」だということでした・・。
とはいえ久々の感動の美味さでした。拘りの生ラムに直火焼き遠赤外線効果で旨味が増すのでしょう。あるいは非日常的な雰囲気の賜物でしょうか。いずれにせよ次回の旭川訪問時も訪問したい名店でした。ご馳走様でした。
以上で「富良野・美瑛・旭川観光旅行(1日目)」は終了です。続いて翌日の「旭山動物園ほか~富良野・美瑛・旭川観光旅行(2日目)~」です。
「成吉思汗 大黒屋 」
旭川市4条通5丁目3・4仲通 0166-24-2424
蔓延防止期間夏季営業時間(7/12~8/31)
16:00~23:00(LO22:30) ※16時のみ予約受付
16:00~23:00(LO22:30) ※16時のみ予約受付
定休日 不定休
(2021.7.14訪問)