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札幌・円山生活日記

「【カレー専門店】円山教授。」(その2)

甘エビ出汁に拘るルーカレーが評判の「【カレー専門店】円山教授。」。南円山の住宅街で看板メニューの「浜カレー」はじめ独創的で美味しいカレーが楽しめます。最寄りの地下鉄東西線「西18丁目駅」からも「円山公園駅」からも少し歩きますがいつも客で一杯です。その人気も伊達ではなくリピーター比率も高そうです。

本日のランチは久々の「【カレー専門店】円山教授。」です。前回は1昨年の12月だったので1年3カ月ぶりです。その際は看板メニューで人気№1の「浜カレー」とSNS映えする宣伝効果を狙ったという「エッグドフロマージュ・カレー」を堪能し「是非リピーターになって全メニュー制覇したい!」と思ったものでした。しかし散歩などで近くに来た際に店の前を通ると店外まで行列ができていることが多く待たされるのが苦手なので少し再訪を躊躇していました。それでも何となくカレー気分の今日この頃なので「月曜日の昼ならそんなに混んでもいないだろう?」という勝手な想像で出かけることとしました。場所は地下鉄「円山公園駅」を裏参道に出て「西18丁目駅」の方面へ数分歩き「西25丁目通り」との交差点を南下、セブンイレブンのある交差点から「南三条通り」に入って更に東方面に5~6分歩いた辺り、「香季清流庵 」の「そば」の幟を超えて少しのところです(地図)。

「【カレー専門店】円山教授。」の店頭。本日は11時20分頃に到着。駐車場に1台分空きがありますし店頭にも行列はありません。勝手な想像は正解だったかな?

店の前のメニュー看板。相変わらず仲々の楽しい読み物です。
 
それでは入店します。

入店して周囲を見回すといずれのテーブルも埋まっています。奥からマダムが出てこられて人数(2人)を告げると「カウンターでも宜しいでしょうか?」と案内されます。

厨房前のカウンター席は4席で残る空きは3席。ぎりぎり滑り込みセーフ状態で待たずに席に着くことができました。

カウンター席から店内を見たところ。次々と新しい客がやってきます。

目の前のメニューを拝見します。「マンボウ」の「お知らせ」が貼ってあって終日酒類の提供な無しだそうです。レモン水をいただきます。

1品は「煮込み浜カレー」が当確です。前回は人気№1の「浜カレー」をいただきたのですが“教授。”が「通常の浜カレーよりも盛り付けの美しさでは劣るが味は断然こちらの煮込み浜カレーの方が美味しいと私は思う」と断言されていたからです。でも後から来たカウンター男性客から「初めてですのでお勧めは何ですか?」と聞かれたマダムは「当店の断然人気№1は「浜カレー」でお勧めですよ!」と応えておられましたが・・。

注文して10分弱でしょうか「煮込み浜カレー」が到着。ライス中(200g)で辛さは3(中辛)。 通常の「浜カレー」の素揚げ甘エビ以外の海鮮具材を甘エビ出汁のルーと共に煮込んだカレー。素揚げのレンコン、ブロッコリー、パプリカ、リーフレタスがトッピングです。

カレールーと共に煮込まれているのは剥き海老、帆立貝、北寄貝、ムール貝、烏賊にニンジンやナスなどのゴロゴロ野菜。海鮮具材の味とルーの味付けがマッチして甘味、旨味、辛味が一体感の味わいです。確かに美味しいルーカレーです。
存在感を主張する素揚げの甘エビは頭の突起に気をつけて丸ごとガブリといただきます。パリパリの香ばしさで中からエビみその味わいも感じられます。良いアクセントです。

もう1品な悩みましたね。「しびれ鶏カレー」や「牡蠣と挽肉のカレー」などオリジナル・カレーも魅力的だったのですが最後は「定番のポークカレーかな!」ということで最後は「チーズとポークのカレー」か「野菜とポークのカレー」の選択です。
 
結局は「野菜とポークのカレー」に決まり!ライス中(200g)で辛さは4(辛口)。「迷った時は野菜とポークのカレーを是非!」との“教授。”のアドバイスに従いました。見た目が良さそうなのも決め手でしたが選択は正解!色とりどりの野菜が映えます。ポークカレーは甘エビ出汁のコクあるカレールーにキューブ状にカットされたバラ豚肉がたくさん入っています。よく煮込まれたバラ豚肉はしっとりとしていてジューシーな感じがします。懐かしのポークカレーの味わいです。
野菜は素揚げのレンコン、パプリカ、カボチャ、シメジ、ズッキーニに・・。

ヤングコーン、ニンジン、アスパラ、じゃがいも、さつまいも、ナス等々と盛りだくさんです。野菜自体も良い味なのでそのまま食べて良し、カレーに浸して食べても良しで色んな味が楽しめます。こちらのカレーも大変結構でした。なお店内の様子を見ているとカレーのサーブがリズミカルで客の回転も速そうでした。席数はカウンター4席、2人~4人掛けテーブル×5卓なので満席でも2~3組待ちなら少し待てば座れそうな感じでした。

今回も美味しい“教授。”のカレーを堪能させていただきました。拘りの甘エビ出汁の奥行きあるルーが格別で2品のカレーともに完成された味わいです。改めてリピートして全メニュー制覇したいと思いました。回転は速そうですので多少の待ち時間は覚悟してでかけましょう。ご馳走様でした。

「【カレー専門店】円山教授。」
札幌市中央区南4条西21-1-27 第5籐栄ビル 011-522-8886
営業時間 11:00~22:00(L.O) 日曜営業
定休日 不定休 
(2022.3.14訪問)

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