円山商店街で本格的な広東料理を手軽に！～「広東厨房結杏～yuan（ゆあん）～」～

「円山商店街」の中国料理店「広東厨房結杏～yuan（ゆあん）～」。ホテルで腕を磨いたシェフが作る本格広東料理がリーズナブルに味わえるカジュアルな店です。ランチタイムは麺・飯類のほか定食ものもある町中華の雰囲気です。

本日は「広東厨房結杏～yuan（ゆあん）～」で中華ランチです。東京や札幌のホテルで20年以上にわたり腕を奮ってきたシェフの店でレストランガイドや雑誌等でも紹介されています。その一つ“町中華”ガイド本の円山エリアでは「中華飯店円山秀円」とともに紹介されており機会があれば訪問しようとBMしていました。折しも本日昼時に「円山商店街」に足を踏み入れると商店街加盟店ごとに500円（税抜）で提供するメニューや商品を用意している「ワンコイン祭り」が2月18日（土）限定で実施されていました。貼られているポスターを見ると「広東厨房結杏～yuan（ゆあん）～」もワンコイン・メニューを15食限定で提供しています。それでは丁度良い機会だ！と足早に店に向かいました。

「広東厨房結杏～yuan（ゆあん）～」の入る「第五長寿庵ビル」。「円山商店街」の「ブルクベーカリー札幌円山本店」の向かいです（地図）。

こちらの階段を2階にあがります。

階段脇には「ワンコイン祭り」のポスターが貼られていました。円山商店街に加盟している店舗のうち17店舗が500円（税抜）のメニューや商品を販売。飲食店は11時30分スタートですが11時20分過ぎに店に着くと既に2名の客が開店を待っていました。

11時30分の少し前に店はオープン。2名の客に続いて入店です。

店内は4人掛けテーブル席×３に・・。

厨房に面したカウンター4席の合計16席。

ワンコインメニューは「麻婆丼or麻婆焼きそば」（税込み550円）で限定15食です。「他にもお得なメニューを用意しています！」と案内されました。ちなみにワンコインメニューの通常価格との差額は商店街が負担し店が損をしない仕組みとなっているようです。限定15食はテイクアウトも含め12時前には完売となりました。

通常のランチメニュー。

その裏面。おかずが3品選べる「セレクトランチ」や点心6種の「飲茶ランチ」なども魅力的です。

麺・飯メニュー。

北海道産食材使用のグランドメニューも多くあります。さすがはホテルで長く腕をふるってきたシェフだけに“町中華”メニューから高級ホテル中華まで幅広い技量を誇るようです。これはかなり悩みます。折角の機会なのでワンコイン品は外せませんが・・。

先ずは「ワンコイン祭り」対象の「麻婆焼そば」。通常価格が税込み900円が1日限定で同550円。

炒めた中華麺にたっぷりの麻婆ソース。広東の「麻婆豆腐」は四川のような痺れる辛みよりもコクのある深みの料理です。麺の絡みもよく食べ応えがあります。

続いて点心ものが登場。

「小龍包」は1個200円。2個以上で注文。タプタプとはいきませんがしっかりスープが出てくる真面目な「小龍包」です。

「点心5種盛り」は同600円➡500円のサービス品。5種に点心は手前より「梅」「カジカ」「海鮮」の焼売。

そして「牛肉焼売」（手前）と「セロリの餃子」。一つひとつ素材の味わいがくっきりでオリジナリティー溢れる点心です。

ガイド本にも紹介されている名物の「黒炒飯」。同900円。

ザーサイとワカメスープが付きます。

炒飯はパラパラで中国黒醤油が香ばしい！。具材は海老、チャーシュー、卵など。もっと濃いめの味を予想したのですがすっきりと美味しくいただきました。これは良いですね！

「デザート5種盛り」。同1,000円。

（手前より時計周りで）「桃まんじゅう（こし餡入り）」、「台湾カステラ」、「バニラアイス」、「杏仁豆腐」、「中国カステラ」。素朴な中国スイーツでした。「座忘庵（ざぼうあん）」も店が取り壊しになり「円山公園駅」近くで中華を食べたくなった時には「中華飯店円山秀円」とともに良い選択肢になるような気がしました。次回は「セレクトランチ」などを注文しシェフの腕の冴えを更に堪能したく思います。ご馳走様でした。