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札幌・円山生活日記

天狗山のシマリスと堺町通り商店街と。~【そうだ小樽へ行こう(2023年初夏・午後編)】~

明治期より北海道経済の中心都市・港湾都市として発展した「小樽」。運河や倉庫、銀行などの歴史的建造物が多く残る歴史溢れる街です。その小樽のシンボル的な存在として市民に親しまれている小樽天狗山にはシマリスの棲む「シマリス公園」があります。また「堺町通り商店街」は歴史的建造物を利用した店も多い情緒あふれる街並みで人気です。

【そうだ小樽へ行こう(2023年初夏・午後編)】です。午前の「小樽・住吉神社」での花手水鑑賞と「日本銀行旧小樽支店金融資料館」見学「洋食屋 マンジャーレ TAKINAMI」でのランチの後、「天狗山」「小樽運河」「堺町通り商店街」などを巡りました。

【天狗山】

「洋食屋 マンジャーレ TAKINAMI」のある色内エリアから「北海道中央バス」で「小樽天狗山ロープウェイ」山麓駅へ到着。標高532.4mの小樽のシンボル的な山で山頂からの夜景は「北海道三大夜景」でもあるそうです。
山麓から山頂まで全長735mを30人乗りのロープウエイが12分間隔で運転。所要時間約5分で山頂に到着します。

山頂に到着。
先ずは今回の小樽訪問の主要目的である「シマリス公園」へ。
「シマリス公園」は当初の予定より早まり5月20日(土)に営業開始。10月15日(日)(予定)までの午前10時時から日没30分前まで開放されます。

当日は園内を4~5匹のシマリスが駆け回っており写真撮影に人気でした。
そのシマリスです。
ひまわりの種を器用にむいて食べます。リスのえさとして300円で販売されており飽食傾向が気になりますが・・。 

自然の営みを忘れている訳ではなく草木をくわえて巣穴に運んだり・・。

栄養バランスを考えてか草花を食べたりします。

それでも人に慣れていて手で差し出された餌を食べています。あまり人に慣れすぎるのも良くないのでは・・なんて思っていると・・。
自分の膝の上などに乗ってくると‟なんてカワイイ!”とゲンキンなものです。
‟リスはリスで賢く生きているんだ!”と何となくドヤ顔に見えたシマリスでした。ありがとうございました。


「シマリス公園」を出て山頂に五カ所ある展望台を巡ります。先ずは山頂駅舎の屋上にある「屋上展望台」。

眼下には小樽市街を中心に左側の積丹半島や高島岬、右側の札幌方面に続く日本海の大パノラマを一望することができます。

「JR小樽駅」などの中心エリア。

奥には北運河の歴史的建造物で小樽市に無償譲渡された「北海製罐小樽工場第3倉庫」が確認できます。

「第1展望台」。

「天狗桜展望台」。 樹齢100年を超える一本桜「天狗桜」脇にウッドデッキを設置しテーブルやイスが用意されています。
「第2展望台」 。
正面には小樽港に寄港した豪華クルーズ船「クイーンエリザベス」が見えました。
「第3展望台」と「満天ステージ」。
天狗の顔のように見える「天狗岩」と札幌へ続く高速道路。
最後に「鼻なで天狗さん」。天狗には魔力があり、長い鼻にふれると魔除けや交通安全、家内安全、商売繁盛、学業成就などあらゆる願い事が叶うといわれています。 以上で「天狗山」を終了し「小樽運河」界隈へ戻ります。

【小樽芸術村近くの「嶋谷カフェ」】
続いては小樽芸術村近くの小樽市指定歴史的建造物「旧嶋谷(しまたに)倉庫」をリノベーションし本年4月29日にオープンした「嶋谷カフェ」へ。小樽商科大学多田ゼミの学生さん達が学んだ経営やマーケティングの知識を実践しながら運営しているそうです。看板商品のソフトクリームをイートインでいただきました(詳細は別途【スイーツ編】で)。

【小樽運河】

やはり小樽と言えば「小樽運河」。「浅草橋街園」で記念撮影する多くの観光客です。

「浅草橋街園」から見る「小樽運河」。

【堺町商店街】
「堺町商店街」も多くの人出です。コロナ禍で閑散としていた時期とは別の街のような賑わいで大変結構なことです。
訪問客の回復に合わせて新規開店の店も少なくありません。こちらは『ピーナッツ』(英: Peanuts)の世界観と和をテーマにした「SNOOPY茶屋 」が4月18日にリニューアルオープンした「SNOOPY Village 小樽」。

同じくカワイイ系キャラクターの「ミッフィー×おやつ時間」をテーマにしたコンセプトショップ「みっふぃーおやつ堂 by みっふぃーきっちん」。4月6日のオープンだそうです。
人気店には当然に人が集まっています。北一硝子三号館(上掲写真)の「北一ホール」にも「ルタオ本店」2Fの喫茶室にも10組以上の待ち客がいました。もし空いているならお茶でもと思ったのですが甘くはありません。
ルタオ本店」の建つ通称「メルヘン交差点」でUターンして「運河プラザ」方向へ戻ります。
たどり着いたのは色内1丁目の歴史的建造物「旧塚本商店」。建物1~2階の「cafe色内食堂」も覗いたのですが階段下まで待ち客が並んでいました。高齢のご夫婦による営業で仮に席に座れたとしても注文から配膳、会計までかなりの時間を要するので諦めです。
折角なので1階のベンチで「小樽和菓子工房游菓」の「とろけるわらび餅」をいただきました(詳細は別途【スイーツ編】)。

「JR小樽駅」まで戻り夕食用に「かま栄・駅前サンポート店」で「ひら天」などの揚げかまぼこ、「小樽なると屋・ 小樽駅店」 で「若鳥半身揚げ」を購入。
駅前のバスターミナルより札幌行き高速バスで帰ってきました。本日も盛りだくさんで充実の小樽散策でした。ありがとうございました。最後はそうだ小樽へ行こう(2023年初夏・スイーツ編】です。

「小樽天狗山ロープウェイ」
【住所】北海道小樽市最上2丁目16-15
【運行期間・時間】9時~20時36分/上り最終20時24分(季節により変動あり)
※冬季はスキー場ロープウェイとして運行
【料金】大人往復1400円、片道700円
【定休日】4月、11月にロープウェイ整備のため運休日あり
【問い合わせ(TEL)】0134-33-7381
http://tenguyama.ckk.chuo-bus.co.jp/

「小樽運河」
小樽市港町5 小樽運河
通年散策可能
https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2020100900367/
(2023.6.1)

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