「大通公園」はライラックやハルニレなど92種約4,700本の木々に囲まれたオフィス街のオアシス。芝生や噴水の周りでは多くの人が思い思いに寛いでいる札幌を代表する観光スポットであり市民の憩いの場でもあります。四季折々に楽しめます。4月のいまは「冬囲い」も撤去され少しずつ春の訪れを感じさせる草花が見られるようになってきました。
今日は「大通公園」の散策です。朝夕のNHKニュースなどで放映される公園を見ていると漸く地面から雪も無くなり春が感じられそうな雰囲気になってきました。折しも「冬囲い」の撤去が始まったとの報道もあり春を探しに出かけることとしました。結果的には小さな息吹ではありますが春の訪れを少しずつ感じさせる草花等に出会えました。
西3丁目の「泉の像」。周囲の花壇では小さな草花が芽吹き咲き始めています。
「スノードロップ」。
土筆のように芽を出した「ムスカリ」。
クリスマスローズ属の「レンテンローズ」。
「ゼフィランサス」。これからも花壇はどんどんと華やかになってくるでしょう。
同じく西3丁目の「牧童の像」。
像の後方で咲く「チオノドクサ」。和名が「ユキゲユリ(雪解百合)」。
同じく「ユキワリソウ(雪割草)」。
西1丁目の「さっぽろテレビ塔」とサクラの木々。
開花予想はまだ先とは言えサクラの蕾も膨らんできました。
「さっぽろテレビ塔」の台座附近から見た「大通公園」。
「丸井今井」の屋上には鯉のぼりが旗めいていました。
西5丁目の「聖恩碑」。
西5丁目北側の「キタコブシ」。白く色づいています。
開花しているものもありました。
同じく西5丁目北側の園庭。多くの「チオノドクサ(和名ユキゲユリ:雪解百合)」が咲いていました。
周囲の花壇も含め「クロッカス」があちらこちらで咲いています。
「タンポポ」も多く見られました。
西8・9丁目の「ブラック・スライドマントラ」。周りの囲いが解かれ遊べるようになっていました。
西10丁目の「黒田清隆之像」と「ホーレス・ケプロン之像」。奥は姉妹都市ミュンヘンから贈られた「マイバウム(ドイツ語で五月の木の意味)」。
西12丁目の「瀋陽友好コーナー」前の 「モクレン」の蕾も膨らんでいます。
赤い花びらが見え始めているのもありました。
開花も間近かのようです。
西12丁目の中央にカナール(水路)を配置した沈床式のサンクガーデン。様々なバラとともに「ライラック」が植えられています。
その「ライラック」も陽当たりが良いのか蕾が膨らんでいます。
花房が見えるほど膨らんでいるものもありました。
「若い女の像」(奥は「札幌市資料館」)で折り返します。
折角ですので「札幌市時計台」まで足を延ばしました。
庭で咲く「フクジュソウ」。
「フキノトウ」。かなりトウがたっています。
「クロッカス」もたくさん咲いていました。この3種は多くのところで見るようになりました。以上で本日の散策は終了です。
本日の「大通公園」では思いのほか春を感じる多くの草花等を見ることができました。“四季折々楽しめます!”との言葉を実感するような散策でした。今後はサクラ、ライラック、バラなどと見応えのある花々が続々と咲いてくるのでしょう。次回はサクラの開花時期に出かけることとします。楽しみです。ありがとうございました。
「大通公園」
札幌市中央区大通西1~12丁目
電話011-251-0438
http://www.sapporo-park.or.jp/odori/
「大通公園」
札幌市中央区大通西1~12丁目
電話011-251-0438
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(2022.4.12訪問)