JR岩見沢駅前の「喫茶にれ」。“昭和39年(1964年)開店の昭和の香り漂う純喫茶。ちょっと一息つきたい時に地元の人が訪れる憩いの場として長く愛されています”とか。特にご近所のシニア層御用達のようです。
今日はJR岩見沢駅前の「喫茶にれ」です。「いわみざわ公園」のバラ園鑑賞にやってきたのですが園内のランチ事情がちょっと不明です。公共交通機関の便もあまり良くないため食べ損なうと面倒なので公園に向かう前にJR岩見沢駅周辺で軽く食事を済ますことにしました。グルメ情報サイトで検索するとあまり選択肢は広くなさそうです。その中で駅/バスターミナル正面の便利な場所にある「喫茶にれ」にちょっと惹かれました。「北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)」北向かいの「純喫茶 オリンピア」と同じく東京オリンピックの昭和39年(1964年)開店の昭和レトロな店だとか。JR札幌駅発の3両編成の普通列車が岩見沢駅に着くと早速店に向かいました。
駅改札からロータリーに出ると正面に「にれ」の看板が見えます。3階建ての「にれビル」の1階です。
「喫茶にれ」の店頭。「KEY COFFEE」ロゴ入りの営業中表示が出ています。
店入口から見た店内の様子。店頭の「喫煙可能店」表示が気になったのですが奥行がかなり深く席数も多めです。一番奥に喫煙者1名を含むシニア男性5人組がいましたが離れて席を確保するに十分の余裕があります。
中ほどの4人用ソファ席に着席。そこから入り口方向を見たところ。右手にキッチンがあり70歳台以上と思われるマスターが腕を奮っています。周りのテーブル上に「予約席」の札が2つほど置かれていました。後程に登場したのは地元の方らしいシニア女性組でした。客層は圧倒的にそんな感じの人たちです。
開店の午前9時から11時までの「モーニングサービス」。
食事中心の「セットメニュー(サラダ・飲み物付き)」。
そして“昭和の香り漂う純喫茶「喫茶にれ」”の自慢メニュー。“昭和39年開店の純喫茶。ちょっと一息つきたいときに地元の人が訪れる憩いの場として長く愛されています。店内は奥行がありゆったりしたソファ席で落ち着いてお食事やお茶を楽しむことができます。パスタやピラフなどの食事メニューのほかデザートも豊富。モーニングセットも人気があります”とか。店の雰囲気も客層も“昭和”で本当にそんな地元の方々(特にシニア層の)憩いの場のようでした。
「モーニングセット」。トースト、ゆで卵、飲み物(コーヒー)のセットで税込み460円。
普通の6枚切り食パンのバタートースト。
普通のKEY COFFEEのブレンドコーヒー。チョット薄め?
「ナポリタン」。キャベツ千切りの「サラダ」付きで同700円。具材はちょっとの玉ねぎ、ピーマン、ベーコン、マッシュルームにケチャップ味の“昭和”の味です。昭和30年代生まれですが若い頃にはあまり喫茶店で「ナポリタン」を食べたことはありませんが何となく懐かしの味です。店の人気商品のようで多くのご近所さんが「ナポリタン」を頼んでいました。気になったのは喫煙可能なのことですが店も広いしお馴染みさんには喫煙者も少なくないでしょうから野暮なことを言うのは止めにします。会計をして「いわみざわ公園」へ向かいました。
特に「これは美味い!」という店ではありませんがお馴染みさん達と一緒に年代を重ね昭和が保存されているような店でした。昭和生まれとしては何となく懐かしい感じで楽しい店でした。駅前の便利な場所にありサーブもスピーディなので電車待ち・バス待ちの時間調整にも良さそうです。ご馳走様でした。
「喫茶にれ」
岩見沢市一条西6-9-4 0126-24-1735
営業時間 【月曜日〜土曜日】 9:00〜18:00
*祝日が日曜日ではない場合は営業
*祝日が日曜日ではない場合は営業
定休日 日曜日
(2022.6.30訪問)