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札幌・円山生活日記

紅葉めぐり2023(小樽編その1)~小樽総鎮守住吉神社&天狗山~

明治期より北海道経済の中心都市・港湾都市として発展した「小樽」。運河や倉庫、銀行などの歴史的建造物が多く残る歴史溢れる街です。その小樽の総鎮守「住吉神社」では2023年最後の花手水が10月6日(金)~10月16日(月)で実施中です。また小樽のシンボル的な山「天狗山」は四季を通じて景観に恵まれた景勝地で山頂からは小樽の街並みや石狩湾・積丹半島などが一望できる雄大なパノラマが広がります。山頂施設の一つで人気の「シマリス公園」は間もなく閉園です。

今日は「そうだ小樽に行こう。」です。昨年に続いて小樽のシンボル的存在と言われる「天狗山」での紅葉めぐりを企画しました。天狗山と言えば「シマリス公園」は欠かせませんので同施設のウェブサイトで開園期間を確認したところ10月15日(日)までの予定とのこと。また小樽の総鎮守「住吉神社」のウェブサイトによれば本年5月より計9回開催している「花手水」の第10回(本年最終回)が10月6日(金)より10月16日(月)の予定で開催です。折角の機会なので最終回の花手水とリス園の開園期間に間に合うようにと小樽散策/天狗山紅葉めぐりに出かけてきました。アクセスは今回も自宅近くのバス停「円山第一鳥居」から高速バスで出発し40分ほどで「住吉神社」前のバス停に到着しました。

【住吉神社】
「住吉神社」の第一鳥居。1868年に創建された神社の御祭神は、海の神、航海安全の神、和歌の神、安産の神。海運で栄えた港町・小樽に深く根付いた総鎮守として崇拝されています。 

このため繁栄を極めた小樽を築きあげた豪商や経済界の重鎮たちにより寄進された鳥居、石段、灯篭、狛犬等が参道に並びます。

第二鳥居も寄進されたもの。
平成30年(2018年)の「住吉神社」鎮座百五十年の記念事業として副参道に建立された千本鳥居。
その先のあるのが手水舎で第10回の「花手水」開催中です。

十三夜の関係で花のウサギ。


「そうだ 小樽に 行こう。」はお馴染みですが「しあわせ たくさん 住吉さん」は初めて意識しました。神社の正月標語だそうです。
第三鳥居。
「住吉神社」の拝殿。
口角の上がった狛犬(阿形)。
拝殿内の大きなご神燈。

拝殿脇では多くの「雪虫(ゆきむし)」が飛んでいました。北海道や東北地方では初雪の降る少し前に出現する風物詩のようなものとか。
拝殿前から見た境内の真っ直ぐな参道と先の小樽港。以上で参拝を終え次の目的地「天狗山」へ向かいます。

【天狗山】
「小樽天狗山ロープウェイ」山麓駅。標高532.4mの小樽のシンボル的な山で山頂からの夜景は「北海道三大夜景」でもあるそうです。残念ながらまだ見たことがありません。
山麓駅から30人乗りのロープウエイで約5分で山頂に到着。山頂施設の一つ「鼻なで天狗さん」。
先ずは「シマリス公園」です。
前回6月に来た際には園内を4~5匹のシマリスが駆け回っていたのですが今日は見かけません。
エサ売り場を見ると何と!「気温が18度より下がると出てこない場合がある」とか!脇の気温計を見ると山頂は街中より気温が低く丁度18度です。
諦めきれずに園内をくまなく探していると巣穴のような場所からシマリスが顔を出してくれました。
冬眠の準備を進めているのかも知れません。足元にドングリが転がっています。10月15日(日)で閉園するのもそんなところに理由があるようです。
園内で木の実を探し巣穴に戻っていきました。


ところが山頂をひと周りして戻ってくるとカップルの差し出すヒマワリの種を食べているではありませんか!ちょっと羨ましかったです。


「第1展望台」と小樽の街並み。
「天狗桜展望台」。
樹齢100年を超える一本桜「天狗桜」がシンボルの展望台ですが桜の木の紅葉は終期でした。
「天狗桜展望台」にはウッドデッキ(天狗テラス)が設置されテーブルやイスが置かれています。
「小樽天狗山神社」周りの木々はきれいに色付いています。
「第2展望台」と東屋(天狗茶屋) 。
「第3展望台」と「満天ステージ」。
「満天ステージ」から見た小樽築港方向。
天狗の顔のように見える「天狗岩」と札幌へ続く高速道路。
「第3展望台」と「満天ステージ」前の東屋です。

その奥から「自然散歩道」がありますが「ヒグマの目撃情報があり入山はお控えください」と書かれていたため遠慮しました。紅葉が広がっていたので少し残念でしたが・・それでもまずまずの紅葉めぐりでした。

ということで「天狗山」での紅葉鑑賞は終了し次の目的(ランチ)へ向かいます。(小樽編その2)に続きます。ありがとうございました。

「住吉神社」
小樽市住ノ江2丁目5 0134-23-0785
http://www.otarusumiyoshijinja.or.jp/

「小樽天狗山ロープウェイ」
【住所】北海道小樽市最上2丁目16-15
【運行期間・時間】9時~20時36分/上り最終20時24分(季節により変動あり)
※冬季はスキー場ロープウェイとして運行
【料金】大人往復1400円、片道700円
【定休日】4月、11月にロープウェイ整備のため運休日あり
【問い合わせ(TEL)】0134-33-7381
http://tenguyama.ckk.chuo-bus.co.jp/
(2023.10.13訪問)

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