JR小樽駅から国道沿いに徒歩7~8分の「洋食とキャンドル 小樽Muse(みゅーず)」。“あかりの灯る港町・小樽~キャンドルの灯りの中で、小樽らしい雰囲気と素材を生かしたおいしい自家製料理、それに素敵な音楽をたっぷりと味わっていただきたい…”との想いで誕生した店だそうです。拘り素材の洋食メニューが美味しいです。
【小樽総鎮守住吉神社&天狗山~紅葉めぐり2023(小樽編その1)】訪問後のランチで「洋食とキャンドル 小樽Muse(みゅーず)」です。今回の訪問にあたり【小樽×ランチ×カフェ】で検索して出てきた店です。洞爺湖町のレストランで10年修行したシェフのご主人とキャンドルアーティストとして活躍する奥様が2009年にオープンした洋食の店です。港町・小樽らしい情緒ある雰囲気の中で食べる拘り素材の洋食メニューが人気ということで予約して出かけてきました。店の場所は「JR小樽駅」から「国道5号線」を札幌方面へ進んだ徒歩約7~8分のところにあります。「天狗山」のバス停からは「小樽駅前」行に乗り「産業会館前」で下車しました(地図)。
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「洋食とキャンドル 小樽Muse(みゅーず)」の外観。「国道5号線」に東向きに面しています。
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キャンドルデザインの突き出し看板と「Candlelight Cafe&Restaurant Muse みゅーず」の大きな『M』のロゴマーク看板が目印です。
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1930年代につくられたというイギリス製のアンティークドアを開けて店内に入ります。
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店内は何となく外国の港町のバーorレストランを思わせるような風情があります。良い雰囲気です。
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店の一角にはキャンドルアーティストでもあるシェフの奥様の作品を販売するコーナーも設置されています。
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また店の奥にはロゴマーク『M』が飾られたピアノが置かれ道内外のミュージシャンによるコンサートやイベントも開催されるそうです。
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コンサートの様子(店のウェブサイトよりお借りしました)。
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さてメニューを拝見。ランチメニューにはスープとドリンクが付きます。
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店自慢の熟成デミグラスソースを存分に満喫できるという「Museスペシャルコンボ」。「熟成煮込みハンバーグステーキ」と「熟成デミグラスソースのチーズオムライス」のワンプレートでSサイズ税込み1,800円、Mサイズ同2,400円。
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店自慢の特製デミグラスソースは“ゼラチン質(コラーゲン)たっぷりの牛すじ肉と完熟トマト、人参、たまねぎ、セロリをメインにした香味野菜を、じっくりと何時間も煮込んで完成させたものです。そのベーススープに、コク出しの「黒糖カラメル&赤ワインのブラウンルー」を練り加え、赤ワインで風味づけを重ねながら仕上げております。2017年6月、8年の歳月を経て最終レシピが完成するまで、各地で勉強を重ねながら、味とバランスを仕上げてまいりました。完全無添加で、滋養・美容にも効果的です”と語る拘りのソースです。これを読むとデミグラスソース料理は注文必至です。
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また「ランチコース」もあります。2名より注文可能で「ドリンク(ワイン、カクテル、コーヒー、紅茶、ジュース等」+「季節のサラダ」+「熟成煮込みハンバーグステーキor有機ブラックペッパーバーグステーキ」+「ピザ(海老バジル、ベジタブル、ベーコンほうれん草等8種類より選択)」+「お口直し」で1人同2,700円。
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なお「Muse」の料理はデミグラスソースやトマトソースなどのソース類はもちろんのこと、どんな料理でも一から仕込んだ自家特製に拘り店でしか食べられない味だそうです。
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「シェフの気まぐれサラダ(S)」同600円。新鮮野菜にきのこ類や豆腐等の気まぐれ素材の盛り合わせサラダ。食べ応えがあり前菜代わりになります。
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ランチ付きのスープ。舞茸とエリンギの入った美味しいコンソメスープです。
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やはり外せない「Museスペシャルコンボ」。Sサイズで100gの「熟成煮込みハンバーグステーキ」と小サイズの「熟成デミグラスソースのチーズオムライス」に店自慢の特製デミグラスソースがたっぷり。
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「熟成煮込みハンバーグステーキ」は店の看板メニューで地元・後志管内黒松内牛豚を100パーセント使用とか。柔らかジューシー&スパイシーなボリューム満点のハンバーグです。またドレスドタイプで美しい「熟成デミグラスソースのチーズオムライス」は瀬棚町「モリガキ農園」の平飼い養鶏による地鶏卵にデミグラスソースのライス。店の拘りが詰まった美味しさ200%以上のスペシャルコンボでした。
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もう1品は「海老のオムライス」。
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同じく美しいドレスドタイプでライスは特製トマトソース仕立て。中には海老がゴロゴロと入っています。この「特製トマトソース」も“完熟トマトをじっくり煮詰め、タマネギやきのこ、ベーコンなど風味豊かな素材をペースト状にして煮合わせたソースです。ガーリックや赤ワインなどをからめながら、最後はハーブの香りもプラスしていきます。煮詰めてから冷まして常温で熟成という工程を3日間繰り返して、4日目にしてようやく完成します”とか。かなり美味しいオムライスでした。
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最後のセットドリンクのコーヒーとサービスで「口直し」にチョコアイスが提供されます。本日の客の大半は雰囲気的に地元の方のようでこんなところも長く小樽の街で愛されてきた店のように感じました。大変満腹で満足の拘りの洋食ランチでした。ご馳走さまです。
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なお卓上には「ありがとう」「ごちそうさま」のサインとして箸袋でなにか作ってね!というプレートが置かれていました。特に得意技がある訳ではないので不細工ではありますが思い出してツルを折りました。「ありがとう」「ごちそうさま」の気持ちを込めました。
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「洋食とキャンドル 小樽Muse(みゅーず)」は「国道5号線」に東向きに面しています。奥が札幌方面です。
「洋食とキャンドル 小樽Muse(みゅーず)」
住所:小樽市稲穂1丁目11-7
電話:0134-31-6300
営業時間:11時00分~20時30分
定休日:月曜日
住所:小樽市稲穂1丁目11-7
電話:0134-31-6300
営業時間:11時00分~20時30分
定休日:月曜日
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店のショップカードのイラスト。
“夜の小樽の街にはロマンチックな街灯がともって、とても素敵な雰囲気を醸しています。画家ヴァン・ゴッホの名作「夜のカフェテラス」の絵が大好きで、いつかあの絵のようなカフェレストランを開いてみたいというのが夫婦の夢でした。Museを「小樽の夜のカフェテラス」として描いてみたものを、トレードマークにしてみました。”
(2023.10.15)