秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
モンスターの生態を写真、動画を交えて紹介します。

海竜種の書 炎戈竜 アグナコトル

2024-03-03 22:42:57 | 海竜種









「炎戈竜」
アグナコトル
Agnaktor
海竜種
海竜目 海竜亜目 焔竜下目 アグナコトル科
全長約2408.83〜3421.64cm
全高約701.1cm
足裏のサイズ約255.1cm
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1764268390154473706?s=19
・狩猟地
火山、地底火山







・概要、特徴
火山地域を生息地とする大型の海竜種モンスター。
ウロコトルの成体で、全長30m以上の個体も珍しくないという、大型モンスターの中でも特に大きな部類に入る。
「碇口」と呼ばれる錨のような形状の硬い嘴を持ち、その特徴と生態から「炎戈竜」と通称される。
背中や尾には立派なヒレが備わっており、マグマの海を自在に遊泳する能力をもつ。
マグマに研ぎ澄まされた爪は高い殺傷能力を誇り、かえしの付いた鏃型の鋭利な形状をしている。









・生態
耐熱性に極めて優れた赤い甲殻には溶岩を溜めておく小さな突起が生えており、ここに留めた溶岩は冷え固まる事で堅牢な鎧となり、外敵から身を守る。
胸部の甲殻はマグマの熱によって様々な鉱石が融合し、特に硬い強度を持つ。
特殊な外殻はマグマの高温にも耐え得る構造となっており、最近では不燃性の体液を間断なく鱗の隙間から分泌してマグマの熱から身を守っている事が判明した。
そのため長い時間に渡ってマグマに留まることが可能で、驚異的な速度でマグマの中を泳ぐ。
更に、碇口と全身の強靭な筋肉で火山の硬い岩盤を突き破り、そのまま身体を捻ることでドリルのように掘り進むという驚くべき生態を持つ。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1491614357049905160?s=19







その運動能力は大型モンスターの中でも並外れており、地中、地上、天井を縦横無尽に移動するという、その巨躯に見合わない驚異的な機動力を誇る。
ウロコトル同様に嘴をカチカチと鳴らすが、この音には複数のパターンがあり、親が子を呼ぶ時のコミュニケーションや威嚇に利用しているとされる。
火山の噴火の兆候が見られる時や天敵の出現した場合など、危険を察知した際は互いに音を出して危険を知らせているようである。











アグナコトルは繁殖期になると交尾のため、自然の洞窟を通って火山の山頂へ向かう。

この過酷な移動の際、天井に潜って移動することを覚えるという。天井から攻撃を仕掛けてくる個体は、繁殖を経験した証である。
地中や天井に潜っている際は音や溶岩の流れを頼りに移動していると言われ、ハンターの間では音爆弾で地上に引きずり出す狩猟法が知られている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1491613539244466177?s=19
過酷な環境に生息するためか卵胎生で、卵を体内で孵化させてある程度成長させてから50cm程度の幼体を一度に20〜30匹ほどを出産する。
しかし、成体になるまでには非常に長い期間を要すため、成体になれるウロコトルはごく僅かである。







・食性
肉食性。リノプロスや腐肉を捕食する
元々アグナコトルの嘴は火山地帯に棲息する強固な甲殻を持つ草食竜を捕食するために進化したものとされ、獲物にこの嘴を叩きつけて甲殻に割れ目を入れ、断面に嘴を入れて内部の肉を抉り返すように食べる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1609863523655614469?s=19
そのため、そのような生物の死骸があれば近辺にアグナコトルが潜んでいる可能性が高い。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1491616760654561284?s=19
・危険度、戦闘能力
縄張りに侵入する者には咆哮を放って威嚇を行い、積極的な排撃を試みる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1491616367774027780?s=19





火山に生息するモンスターの中でも特に危険度の高い種として知られ、出現すれば火山の環境に大きく影響を及ぼし、過去にはたった一頭で一国を半壊させるほどの被害を出した事例もある





外敵に対しては体内に取り込んだマグマを口から光線状にして吐き出すことで攻撃する。
その威力は凄まじく、アグナコトルの巨体をもってしても後退を余儀なくさせられるほど。
マグマを吐き出す際には碇口を打ち鳴らす習性があり、それを合図に回避行動を取るハンターも多い。
また、その際には碇口や胸部が高熱によって赤熱化する。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1491616124357677059?s=19
前述の通りマグマの中から岩盤の中、果ては天井に至るまであらゆる場所を移動できる卓越した運動能力により、頭上や地中を激しく動き回ってハンターを翻弄し、岩盤をも切り裂くヒレを出しての突進や巨体から繰り出されるタックルは凄まじい破壊力を誇る。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1491615183478747137?s=19


また、ハンターの向いている方向に向かって突進を繰り出すなど、相手の動きを予測し、攻撃を回避する方向を先読みしていたかのように突進を繰り出すこともある。
それらの戦闘能力の高さから、ギルドでは危険度を雷狼竜や鎧竜に匹敵すると看做している。







・利用
皮は耐熱性、柔軟性に富み、甲殻は耐熱性に加えて軽さもあって丈夫。加工すると鮮やかな赤色を示すことから鮮やかな武具素材となる。
需要が限られる尻尾や鱗は価値が低いが、ヒレは武具以外にも船舶のパーツなどにも利用され、特に上質な美しいヒレは専門的なコレクターも存在する。
炎戈竜の素材を使った防具は灼熱の溶岩をものともしない頑強な装甲を持つ。
その素材には火山帯特有の鉱石が含まれているため、真紅に輝くその装甲はいかなる業火もはね除けるほどの強い耐火性能を備える。 そしてこれを装備する者には、いかに過酷な環境であっても決して屈することのない誇り高き紅蓮の騎士の闘志が宿ると言われている。
また、燃え盛る炎戈竜の素材を多数注ぎ込んで作り出された武器は、攻撃時に発火することで獲物にさらなるダメージを与え、灼熱の刃は斬り裂いた獲物の返り血を瞬く間に蒸発させてしまうという。
・ソース
MH3G
MHXX
復刻ハンター大全
https://www.4gamer.net/games/074/G007404/20091005037/?s=09