秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
モンスターの生態を写真、動画を交えて紹介します。

獣竜種 蛮顎竜 アンジャナフ

2024-03-27 22:32:46 | 獣竜種







「蛮顎竜」

アンジャナフ
Anjanath
獣竜種
竜盤目 獣脚亜目 アンジャナフ科
全長約1448.88〜2025.14cm
全高約625.75〜629.7cm
足裏のサイズ約182cm
・狩猟地
現大陸…大社跡、水没林、密林、砂原、溶岩洞、城塞高地
・新大陸…古代樹の森、大蟻塚の荒地、導きの地








・概要、特徴
森林地帯や火山地帯、乾燥帯など広い範囲に生息する大型の獣竜種で、背部から尻尾にかけて生え揃った黒い羽毛と、下顎を覆うように生え揃った牙状の突起が特徴で、甲殻は手脚の一部にしか発達せず、全身の多くが柔らかな外皮に覆われる。



巨体で皮膚が薄く汗腺が無いため、体温が外気温に影響されやすく、羽毛は体温の維持のために発達したと考えられている。
また、未確認ながら幼竜のうちは全身が毛に覆われていると推測されており、成長に伴って体温を調節する能力が高まるために不要な分は抜け落ちていくと考えられている。







普段は畳まれているが、腰にはまるで翼のような皮膜を備え、展開すれば元の姿の倍にも見える威容となる。
この皮膜は腰骨の上部から伸びる湾曲した軟骨に支持され、発達した毛細血管が密集する。






鼻の周辺の組織は伸縮性に富み、めくれ上がるように鼻蓋が開くことで鼻腔を外部に露出させ、嗅覚を飛躍的に鋭敏にすることが出来る特殊な構造となっている。
アンジャナフは獣竜種の中でも非常に優れた嗅覚の持ち主であり、この特殊な鼻によって空気中に漂う匂いの方向、位置、距離を正確に把握する事ができる。







・生態
全身の引き締まった筋肉や強靭な顎から窺えるように、非常に好戦的かつ獰猛な性質。
獲物に対しては貪欲で、その欲求は闘争本能にも影響し、敵視した獲物には躊躇無く襲い掛かり衝動のままに追い詰めていく。
目に入る動くもの全てに喰らい付き、1度咥え込めばもがく中型モンスターをも離さない。
そのような性質から「蛮顎竜」の別名を持ち、「森の暴れん坊」「執拗なる暴れん坊」とも通称されている。
新大陸では鉢合わせたドスジャグラスやトビカガチなどに縄張り争いを仕掛けて圧倒する他、
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1768985770638135605?s=19
近年は現大陸での生息も確認され、様々なモンスターと縄張り争いを繰り広げる姿が観察されている。
VSナルガクルガ
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1546805166178914306?s=19
正面からぶつかり合う形であればかの轟竜や雷狼竜とも互角に渡り合うなど、生態系の中では上位の実力を誇る種であるが、
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1552265962870562816?s=19
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1481964020420673539?s=19
森林地帯の生態系の頂点に立ち、飛竜種の中でも飛行能力に長けるリオス科とは相性が悪いらしく、中空からの強襲を絡めた猛攻によって一方的に叩きのめされてしまうことが殆どである。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1506091422071414787?s=19
晴れた日中には皮膜を広げて腰を下ろし、日中に平均3度ほどの頻度でのんびりと日光浴をしている姿も確認されている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1483642265369145344?s=19





この皮膜は低体温時には日光を浴びて体温を上げ、激しい運動で体温が高くなりすぎた場合は放熱するなど体温調節に用いられるが、獲物を定めたり怒りを表すといった一部の行動でも膜を広げることから、他個体への威嚇や仲間同士のコミュニケーションに利用している可能性が高い。
鼻をくんくんと鳴らしながら、当たりを警戒するように周囲を見渡すことで獲物の居所を探っている様子を見ることも多い。
また、縄張りの随所に鼻腔の奥の器官で生成した黄色い粘液を吹き掛けることでマーキングを一日に約30回ほど行う。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1728764165035315633?s=19
この黄色い粘液は後述の火炎ブレスのもとでもあり、高い可燃性を有する。
https://twitter.com/MH_official_JP/status/931718790517161984?s=19
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1483643131727806464?s=19
・食性
肉食性。草食竜やその死骸、クルルヤックなどの中型モンスターを捕食する。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1483644332758364163?s=19
アプトノスを好んで食べ、捕食の際に火炎ブレスを用いることはなく、草食種ゆえの臭みの少ない柔らかな肉を生で食す。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1483651878038609921?s=19
捕食の際には一口食べる事に周囲を見渡し、辺りを警戒する慎重な一面を見せる
一日の捕食と水飲みは5回程度と多い。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1483651227715923969?s=19
・危険度、戦闘能力
外敵を発見すると咆哮による威嚇を行い、顎を使ったパワフルな攻撃で襲いかかる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1483652375235608576?s=19




正面に立つ標的を顎で咥え上げて拘束する他、距離を置いた相手には顎で岩を掘り起こして投げつけるなど、顎を用いた力技はハンターにとっても脅威。
力をつけた個体は顎を勢いよく振り下ろし、地面に叩きつけるようにして渾身の一撃を繰り出すこともある。
その咬合力は河童蛙ヨツミワドウやかの角竜ディアブロスをも持ち上げ振り回すほど。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1483646824648830976?s=19
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1512215942842896384?s=19






噛み付くことを最大の武器としているため、脚元へ近づく相手には後脚を、背後へ回る相手には尻尾を使った牽制や攻撃を行いながら、回り込むような動きで相手を正面に捉えようとする。




発達した脚力を持ち、起伏の激しい地形を踏破する姿が見られることも多い他、獲物や敵対者に勢いよく跳躍して襲いかかることもある。
巨体に見合わず、その跳躍力は見上げるほどの高さにまで跳び上がるほど。


尻尾を振った際には小さな風圧を伴うことがあり、それは攻撃に際して一時的に羽毛の一部を立てているため。 羽毛のない裏側についても、皮膚に見られる小さな棘を立てて殺傷能力を高めている。
なお、尻尾の変化は獲物を発見した際や怒った瞬間などにも確認できる。 日常的には、小さな虫などに煩わしさを感じたときに、風を起こして払いのけたりしているのかもしれない。






怒ると背中の皮膜と鼻先を同時に展開し、普段とは大きく異なる姿となる。

また、鼻腔と背膜を開ききったアンジャナフの怒り状態において、時折口元に炎を溜め込むような様子が見られる。
喉元が赤みを帯びるそれは “炎熱蓄積状態” で、 アンジャナフは発火を促す成分を喉の特殊な器官に蓄える性質を持ち、その成分を鼻腔から噴出させる粘液と同時にその粉塵を空気中へ放出することで、酸素と化合させて爆発的な燃焼を起こし、 火炎ブレスを生じさせている。







しかし、アンジャナフにとっても容易な行動ではなく、脚を止めざるを得ない
更に時間経過と共に熱エネルギーは高まっていき、次第に口元からは火の粉が漏れ出し、エネルギーが限界まで達すると火炎ブレスを勢いよく放射する。
この炎熱は火竜のブレスにも匹敵する熱量を持つともされ、外敵を一気に焼き払ってしまう。
なお、炎熱蓄積状態の維持には限界があり、幾つかの行動の後、 我慢できずに火炎ブレスを吐き出してしまうことが確認されている。
炎熱蓄積状態からの火炎ブレスの吐き出し方にも狩りを心得た巧さを見せる事があり、炎熱蓄積状態を維持したまま、顎や体躯を駆使して獲物を追い詰めていく手段を取ることがある。
また、攻撃対象が体勢を崩すなど隙を見せれば、追い打ちとばかりに火炎ブレスを浴びせにかかる。









怒りに我を忘れて暴れまわるのとは異なる、狡猾な一面が垣間見られる部分である。
火炎ブレスは直線的に遠くまで吐くものと、顔のまわりをなぎ払うものを器用に使い分ける。 アンジャナフにとっても渾身の攻撃なのか、吐き出したあとは疲労の色が見て取れる。
また、炎熱蓄積状態は噛み付いた相手に火傷まで負わせるようになるが、この状態は諸刃の剣で、口の中で暴発すればその衝撃にのたうつ姿が目撃されている。
なお、怒り状態=炎熱蓄積状態ではなく、怒り状態に増して危険な状態が炎熱蓄積状態である。 普段の捕食行動では炎を用いないことから、同種を含めた敵対生物との闘争のために獲得した能力と推測されている。
これらの戦闘能力から、危険度は迅竜と同程度とされる。








・利用
アンジャナフの素材は耐火性に優れると共に熱によって鍛えられており、上質なものは鱗の1枚をとっても鉄に近い強度を持つ。
また、灼熱の吐息により強度が増している蛮顎竜の毛皮は耐熱性が高い素材として有用で、武器に巻きつけることで強度を高めるだけでなく、火属性を帯びる仕上げが可能となる他、その耐火性から一部の地域では消防団の装備に用いられている。
また、一部地域では尻尾は貴重な食材とされ、珍味といわれる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1582923714907152385?s=19
アンジャナフの素材を元に作られた武具は蛮族を思わせるような荒々しさがあり、狩りを生業とするハンターに一種の憧れを抱かせる。
防具は蛮顎竜を祀る部族の狩り装束を模しており、天を衝く意匠は勇敢さの証、毛皮の装飾は豊穣の願掛け、精微な構造の腕甲は賢さの証、重厚な作りは護りの願掛け、頑丈な作りは不屈の闘志の証と、各防具に想いが込められている。
https://twitter.com/MH_official_JP/status/1143806644851105792?s=19
アンジャナフの素材を用いた武器は獲物の返り血を浴びる毎に熱を帯びていくと云われ、まるで荒々しい蛮顎竜の闘志がそのまま宿っているかのようにも感じられるという。
特に剣斧は素材に宿る荒ぶる魂を制御するためにまじないを施した紐で組み上げられるなど、いずれも、 素材の特性や扱いの難しさにアンジャナフらしさが見られる。
・ソース
MHR:S
DIVE TO MONSTER HUNTER: WORLD モンスターハンター:ワールド 公式設定資料集
モンスターハンターライズ 公式設定資料集 百竜災禍秘録


獣竜種 鋼鎚竜 ウラガンキン亜種

2024-03-27 20:34:16 | 獣竜種




「鋼鎚竜」
ウラガンキン亜種
Steel Uragaan
獣竜種
竜盤目 獣脚亜目 鎚竜下目 鎚顎竜上科 ガンキン科
全長約1985.78〜2612.88cm

・狩猟地
火山、モガの森
・概要、特徴
爆鎚竜ウラガンキンの亜種。
鱗が七色に輝き、外殻が青いのは排出されるガスによって化学反応を起こして酸化しているためで、通常種以上の硬度を誇る。
その鋼の如く強固な外殻から、「鋼鎚竜」とも呼ばれる。
一方、顎が赤いのは打ち付ける事で熱を発しているためで、それによって他の部位とは異なる変色を遂げている。


・生態
大型モンスターには珍しく、群れを作って行動することがあるが、食料の確保や外敵に対する威嚇、あるいは戦闘の度に顎を地面や岩盤に叩き付けるため、群れが出現した地域では酷い地鳴りが頻発する。
その被害の規模は甚大であり、火の国の王族がギルドに狩猟依頼を出した事例もある。
・食性
通常種とは食性が異なり、その影響か体内に溜まるガスは強烈な悪臭を放つ。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1724726092286894545?s=19






・危険度、戦闘能力
身体に付着させている火薬岩は通常種のそれより一回り大きい上に悪臭が浸透しており、爆発と同時に異臭を撒き散らす。
また、火薬岩を一列に並べるようにばら撒き、連鎖的に起爆させるなど、通常種には見られなかった戦法を体得している。
放つガスは催眠性のものから異臭を放つ物に変わっているが、その異臭はハンターに甚大なダメージを与えるほどに強烈。
また通常種同様に最大の武器である顎は恐ろしいほどの重量と高熱を有し、その威力は全てを破壊し尽くすと言われる。




・利用
ウラガンキン亜種から得られる甲殻は特殊なガスと化学反応を起こすことで鉱石の強度が増しており、鱗も体表の鉱物がガスで酸化することで七色の輝きと高い強度を持つ。
その強度から特にぶ厚い鱗は武具に最適だが、付着した臭いが難点。
・ソース
MH3G




獣竜種の書 宝纏ウラガンキン

2024-03-27 20:09:59 | 獣竜種











「宝纏」
宝纏ウラガンキン
Crystalbeard Uragaan
獣竜種
竜盤目 獣脚亜目 鎚竜下目 鎚顎竜上科 ガンキン科
全長約2522.00〜2920.21cm
・狩猟地
火山、地底火山、溶岩島
・概要、特徴
火山で作業を行う炭鉱夫たちの間で、まことしやかに噂されてきた煌びやかな爆鎚竜。
宝纏」の二つ名を冠する、ウラガンキンの特殊な個体である。
煌めく宝石を纏うその姿は宝石箱と称しても過言ではなく、目撃しただけで金運に恵まれるという話もある。
これらの宝石は体内に取り込んだ鉱石が再結晶化したもの。
この煌めく躯体は通常種以上に大柄な傾向があり、肉質もより強固で弱点と呼べる部位は殆ど無い。






特に尻尾と顎には表面に水晶のような鉱石が生じており、その顎は通常個体のそれをも優に上回る恐るべき頑強さを有する。
二つ名持ちの例に漏れず、狩猟には特別な許可が必要。
・特殊個体化した経緯
この煌びやかな姿は特殊な鉱物資源が溶けだしたタールの湧く場所を寝床とし、それを纏うことで結晶化した鉱物が体表に発生したことに由来する。
そしてそんな通常個体とは異なる環境で摂食した鉱物により、赤みを帯びた鱗の色となっている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1772601214334832920?s=19
・危険度、戦闘能力
顎を叩きつけた時の衝撃も通常個体を大きく上回り、軽く叩きつけるだけで人の足を止める程の地響きが発生する。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1485078672033804290?s=19





また、地面に顎を引っ掛けて岩盤を掬い上げて飛ばしてきたり、転がった状態から姿勢を戻す時に勢いよく催眠ガスを噴射して近づく相手を昏睡させることもある






通常個体と同じく自身に付着している火薬岩を飛ばしてくることがあるが、飛ばされた岩の中には美しく煌びやかな岩「宝岩塊」が混じる事がある。
この宝岩塊の内部には非常に価値の高い宝石が存在するが、それと同時に多量の催眠性のガスを内包している。
そのため採掘には時折岩から噴き出してくるガス及び、それをばら撒いた宝纏の挙動に目を配らなければならない。
これらの警戒を怠り、目先の欲に囚われた愚者には鉄槌の審判が下されるだろう。




・利用
宝纏から得られる鱗や顎は成分に含まれる特殊な鉱物が非常に美しく、高額で取引されている。特に強力な個体から得られる鱗は恐るべき高剛性を誇り、衝撃吸収性も極めて高い。
また、それらの素材を惜しみなく使用した武具には宝纏の魂が宿るとされており、鍛えれば一線を画す特殊な力を秘めるが、特殊許可クエストを制した者にしかその着用は許されない
・ソース
MHXX
モンスターハンター発想の法則2 禁忌の書