「氷砕竜」
ボルボロス亜種
Jade Barroth
獣竜種
竜盤目 獣脚亜目 冠頭竜上科 ボルボロス科
全長約1294.16〜1758.38cm
・狩猟地
凍土
・概要、特徴
凍土に生息する土砂竜ボルボロスの亜種。
鮮やかな翡翠色の外殻と、通常種のそれよりも肥大化し、より頑強に発達した頭部を持ち、それを氷に叩きつけるように振り下ろす事から、ギルドでは「氷砕竜」と呼んでいる。
・生態
通常種が泥を身に纏うのと同様に身体から分泌する粘液で氷雪を纏う習性を持ち、雪の積もった場所で雪を浴びる事で身体に付着させる。
これによって外殻は氷漬けの状態になっており、ただでさえ高い硬度を更に増している。
強い個体ほどより低温の地域に縄張りを持とうとする習性があり、特に強力な個体から得られた素材は触れただけで凍傷を負いそうなほどの極低温にまで冷却されている。
・食性
昆虫食。
ブナハブラの巣を突進で破壊して捕食する様子が確認されている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1723282953139355687?s=19
・危険度、戦闘能力
全身から雪や氷の塊を振り飛ばして威嚇や攻撃を行う。
雪塊を撒き散らし、雪原を爆走する様は雪崩の如き勢いで、その攻撃に巻き込まれれば重傷は免れない。
粘液によって氷砕竜が纏う雪は溶けにくい性質を得ており、飛ばされた雪塊は浴びれば体が瞬時に凍りつき、動きが制限されてしまう。
通常種と同じく頭突きや突進を得意とするが、通常種以上に突進の練度は高く、非常に長い距離を突進し続ける他、急カーブを加えて敵を追撃する事すらある。
また、頭殻をシャベルのように使い、外敵へ向けて雪や氷の塊を打ち出すという戦法を取る事もある。
・利用
通常種と同様に尻尾の肉は食材として利用でき、氷漬けにされた肉は熟成され、更に旨味が増した極上の珍味であるという。
氷を纏った甲殻は高い強度を誇るが、特に頭殻や背甲は剥ぎ取るのが困難であり、高値で取引される。
・ソース
MH3G