「尾斧竜」
ドボルベルク亜種
Rust Duramboros
獣竜種
竜盤目 獣脚亜目 尾鎚竜上科 ドボルベルク科
全長約2116.05〜2784.27cm
全高約765.94cm
脚の大きさ約151cm
・狩猟地
砂原
・概要、特徴
乾燥地帯に生息している、尾槌竜ドボルベルクの亜種。
乾燥地帯に適応、生息するため外殻は赤銅色をしており、獲物の怨念を纏うかのような色彩は戦う者に恐れを抱かせる。
外殻と同じ赤銅色の苔甲は怪しい力を持つように相手の攻撃力を滅するという。
ドボルベルク亜種は一部ハンターの間で体色の違う個体が存在するのではと噂されており、多くの場合はそうした違いは生息地域の環境や食性等の影響が大きいとされているが、本当に実在するかどうかは現時点では不明である。
通常種との最大の違いは尻尾の甲殻の形状であり、尾の先端が両刃の大斧のような形状に発達している事から、「尾斧竜」とも呼ばれる。
・生態
砂原の環境に適応しており、乾燥した環境下でも長時間活動できる。
通常種同様草食性で、砂原の立ち枯れた木を食す。
通常種同様縄張り意識が強いが、弱るとすぐさま地中へ撤退、休眠しようとするなど危機回避能力が高い面もある。
・危険度、戦闘能力
非常に高い戦闘力と危険性から一部の認められたハンターにのみ狩猟が許可されているが、その巨体から繰り出される強烈な突進や尻尾の攻撃の数々に恐れをなして逃げ帰る者も多く、不用意に近づけば、突進や尻尾の一撃によって周囲の土砂諸共外敵を吹き飛ばし砂塗れにしてしまう。
・利用
尾斧竜の砂塵に晒された甲皮を素材とする防具は恐ろしく堅牢であり、岩石が当たっても砂のように砕け散り、地に根が生えたような安定感を持つ。更に武器を振るえば戦斧のような激しい一撃を繰り出せるとされ、攻防ともに優れた逸品として評価される。
尾斧竜の頑強な甲殻で拵えた武器は武骨ながら森羅万象を一掃する斬撃を繰り出し、岩壁も一突きすれば亀裂が生じ、二突き目には崩れ去るという。
それらの武器は山を削り、地を砕くが如くに飛竜を屠るとして評価されている。
・ソース
MH3G
ハンター大全4