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新型LEVORG STI Sport 試乗記

2020-12-13 10:57:35 | LEVORG



昨日、ディーラーにタイヤローテーションで訪問しました。
ちょうど、私の営業担当のNさんの新型LEVORG STI Sportが納車されていて細かなところまで説明をいただく機会を得ました。
更に、ご好意でNさんが助手席に乗って、
試乗コースとは違うコースで長めに乗せていただきました。ありがとうございました!
その感覚を忘れないうちに、まとめておきたいと思います。
感想は私の主観ですのでそこはご容赦いただきたいです。

また、Nさん個人の車でもありますので、残念ながら撮影はしておりません。(^ ^)


エクステリア周り

まず最初に気になったのが、フロントグリル。
スバル車はよく、カタログよりも実車の方が良いと言われますが。
フロントグリルの大きさだけはやっぱり気に入ることができませんでした。
大きすぎてデザインのバランスが今ひとつのような感じを受けました。
ヘッドランプもやはり小さめで、正面から見ると目が離れて見えるのもグリルが大きすぎることに影響を受けている感じです。

サイドビューはプレスラインやブリスターフェンダーが良いアクセントになって、無駄がなく流れるようなとても良いデザインだと思います。

リヤビューは。好き嫌いが分かれると思います。
トヨタのRAV4 または、最近のトヨタ車のようなデザインで目を惹くのですが「うーん」というのが正直な感想です。

初代LEVORGは2013年11月の東京モーターショー ワールドプレミアで見た時には、
そのカッコ良さに衝撃を受け、絶対に乗りたい。と思いました。
それと対照的な感覚が自分でもどうしてなんだろう。
自分でもう少し整理しないと判らないと思いました。

リヤゲートはパワーリヤゲートで自動で開くのが素敵です。
初代LEVORGはリヤゲートのダンパーが弱く、手でサポートしないと上まで開かなくなることがあってよく頭をぶつけていましたので不便でした。(笑
よくミニバンなどに足をテールの下にかざすとゲートがオープンするものがありますが、
スバルの場合はリヤのエンブレム付近に手をかざすとゲートがオープンするようになっています。
これは、荷物を持って足をかざす行為が危険になる場合があるので手の位置でうまく反応するようになっています。
便利であると感じました。
でも、ダンパーがめっちゃ太いのには驚きました。


エクステリアを確認したあと、いよいよ運転席に乗り込んでみます。

最初に受けた感覚は、初代LEVORGよりも狭い感じ。???
サイズは大きくなっているはずなのにどうしてなんだろう。
センターコンソールの横幅が大きくなったのと、新型の情報ディスプレイ、例のiPadのような操作ディスプレイです。(笑
それから、ダッシュボードが初代ではフロントウィンドウからなだらかなスロープ処理がされていたのですが、
新型LEVORGでは角ばった感じのデザインに変更されています。
この辺りがそう感じさせるのでしょうか。

メーター周りはデジタルディスプレイでさまざまな情報を表示できるようになっています。
地図が表示されるのは、運転中の目線の移動が少ないので見やすいと思います。
しかし、このセンターインフォメーションディスプレイの大きさ。もう少しうまく処理できなかったのでしょうか。
デカすぎます。(笑
アナログ的なダイヤルもなくなり、ほとんどの操作はディスプレイにタッチして行うのですが、
直感的ではないこと、表示される情報が多いことが理由で最初はよく確認しないとうまく操作できないと思いました。

アイサイトは小型化されて、すっきりとしていてこれは好印象です。
※それで出来ることが増えて、性能が上がっているので素晴らしいですね。

運転席室内からの外の見切りは、リヤサイドウィンドウのデザインが変更されたので(より後部に向かって切り上がるデザイン)少し心配しましたが、これは全く問題ありませんでした。
フロント、サイド、リヤの補助カメラで画像でも確認することができます。


走り出してみます。

今回の一番の衝撃が走り出して直ぐに感じたことです。
もう出だしからね、自分のVMG STI Sportと全く違います。
初代A型から後期E型STI Sportのダンプマチックに乗り換えて、そこでも違いが体感できたのですが、
それ以上の素晴らしさを感じることができました。
SGP(スバルグローバルプラットフォーム)のシャシー、電子制御ダンパー(ZF製)の成せる技でしょうか。
ゴツゴツした雑味が全くなく、上級サルーンに乗っているような感覚(これがスバル車かっ 笑)
というような衝撃を受けたことを記しておきます。これ本当です!

新型LEVORGのSTI Sportにはドライブセレクターで次の5つの走りの特性を選択することができます。
Comfort、 Normal、 Sport、 Sport+、 Individual

走りの特性とは、「アクセル開度に対するパワーの出方」、「ステアリングフィール」(よりダイレクトになったり、緩くなったり)、AWDの旋回性能、アイサイト、エアコンの設定 が変わる機能
Individualモードはそれらの機能を自由に組み合わせて自分好みの設定をすることができる。(そうなって欲しいと10前以上に書いた記憶が)


上記の走り出しの記述はNormalでの体感になります。


途中、Nさんの指示でSport+にモードを変更して、直線でアクセルを踏んでみましたが、
ちょっと、ターボラグは感じましたが、アクセル操作に対してピックアップが早くなり、加速感も良かったです。
モード変更によって上述したようにステアリングのフィーリングも変わることに驚きました。


最初に戸惑ったのが、方向指示器の操作です。
通常は上下の操作でスイッチを入れますが、スイッチが入らない???
指示器操作をすると真ん中に戻ってしまいます。
これは新しいアイサイトXの機能で地図データと連動していて、指示操作によって、指示表示は右折や左折、車線変更をすると自動的に表示を停止するような仕組みになっています。
操作に戸惑っていたので、右や左の操作を出しまくり後続車に迷惑をかけてしまいました。(笑


これまで、BL5D B4 tuned by STI、GRF WRX STI TypeS、VMG-A LEVORG、VMG-E LEVORG STI Sport、さまざまなスバルの試乗車と乗ってきて、
新型LEVORGの乗り心地が最高だと言わざるを得ません。
とても素晴らしいです。興味がある方は試乗だけでもしてください。試乗車はGT-Hが多いので、STI Sportを探して試乗することをお勧めします。


Nさんはオーディも聴かせてくれて、まぁノーマルとは思えない良い音を奏でていました。
これは、車内が更に静かになったので音がよく聞こえるのだと思いました。
A型からE型になって、静かになって驚いたのですが、更に静かです。


試乗が終わって、運転席から降りる時にエンジンスイッチを切ってエンジンを止めました。
あれっ? インフォメーションディスプレイが電源が落ちません。
最近の欧州車のように、ドアを開けて初めて電源が切れる仕様に変わったそうです。

 

まとめ
いろいろ体感させていただいて、正直に「乗ってみたい、欲しい」と思いました。
スバル車は最新のものが一番良い。というルールは健在です。
自分がテンロクのLEVORGであれば、迷うことなく乗り換えます。
私のLEVORGはFA20エンジンですので、動力のパフォーマンスは残念ながら、間違いなくグレードダウンになってしまいますので現時点での乗り換えは無いです。
また、複数人乗せて高速道路や首都高速道路を試乗できればいろいろ試すことができるのでより正確な比較ができると思っています。
仲間内で誰か購入したら、テストしてみたいです。

何度かこのブログでも触れましたが、新型LEVORGでもCAFE法(企業別平均燃費基準)の基準を満たしていない(足りない状況です)
スバルでもハイブリッド車の導入が進むと思いますが、排気量が大きなターボエンジンは残念ながら望めないと思います。
CO2排出0の流れは、もはや必然であり基準が早くなることはあっても遅くなることはないはずです。
スバルも北米では好調でしたが、大統領選挙でトランプ氏が負けて、バイデン氏に変わった影響は近々出そうです。
ハイブリッドや電動化を進めると、スバルのアイコンである「水平対向エンジン」は将来なくなるかもしれません。
そう考えるとCB18エンジンは貴重なのかもしれません。

2020年 カーオブザイヤー おめでとうございます。
新型じゃなくても嬉しいですよー d( ̄  ̄)


ディーラーには納車前の新型LEVORGがたくさん入庫していて、それらも見せてもらいました。
東京スバルではWRブルーはボディカラー選択の4番目だそうです。
※見ただけで、一切触っていません。


※このLEVORG試乗記は、STI Sportということを理解して読んでいただければと思います。



読んでいただいてありがとうございました。おしまい。


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5 コメント

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Unknown (daishi)
2020-12-16 09:05:40
大変久しいコメントで申し訳ありません。
ついに新型に試乗されたのですね!

私は試乗しておりませんが、akさんとほとんど同様の感想となると思われます。
初代2L乗り勢にはパワーダウンを受け入れるのは難しいですよね…

HONDA乗りになった今、試乗も気軽にできなくなったので、誰かが買うのを待ちたいと思います(笑)
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お久しぶりー (ak)
2020-12-16 09:53:55
だいちゃん

こんにちは。
そう、やっと乗りましたよ。
スバルのワゴン車なのでハズレはありませんし、
もろもろの機能がアップしています。
本当に乗り心地が良いのにはおどろしきました。
私の知っているスバル車じゃない〜(笑

誰か乗り換えませんかね。

追伸
年末に帰省されるようですがお気をつけて。
9月に実施したように、またみんなでドライブしたいですね。
返信する
Unknown (Daishi)
2020-12-16 17:21:06
akさん、ありがとうございます😊
返信する
Unknown (ぐっさん)
2020-12-20 13:42:12
悔しいですが、最初に駐車場の段差を越えた時に、違いがはっきり分かりました。
仰る通り、歴代スバル車で一番の乗り心地ですね。
まだA型に乗っていたら、きっと買い替えに動いていたかもしれません(笑)

e-BOXERでも良いので、ハイブリッドモデルが出ないかなぁ…
返信する
年改されるので焦らなくてもだいじょうぶでしょう (ak)
2020-12-20 14:06:33
ぐっさん

お寒うございます。
どうせ、年改されればまた良いのが出るので、焦ってA型にしなくても大丈夫だと思います。(笑

乗り心地は確かにいいですが、個人的にはエクステリア、インテリア もっとどうにかならないかなぁ。
と思っていたりします。
デザイン的にはBL/BPからBM/BRになった時のような衝撃があります。(笑

最近エクシーガと一緒に高速を走りましたが、いい車ですね。
改めて思いました。

今日のニュースで気になったものを読みました。
脱二酸化炭素でEVという話ですが、やっぱり技術的なブレイクスルーがない限り実用的ではないと。
HVが改良されてもっと効率化されれば、HVが第一の候補になると。
そうなれば、水平対向エンジンも残れますので、スバルにとっては良いですよね。
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