昨日、元SMAP3人の出演している映画
「クソ野郎と美しき世界」を見てきました。
通常、300館以上のところ、この映画は
86館で2週間限定公開なのです。
目標は15万人。慎吾がツイッターで
「目標数いかなかったら、どういう顔したらいいんだろう?」
ってちょい弱音を吐いていたけど、
ファンがそんな悲しい顔を
させませんということで
早々と1週間で15万人クリアして、
昨日で23万人だったとか。
その中に私も入っておりますよ。
雨の平日なのに満席でした。
この映画、例によってテレビ局による忖度なのか
ワイドショーにも取り上げられず、テレビでのCMも
ありませんから、この数字なら上出来なのかな。
今でも、ジャニーズ所属の中居と木村の番組では
SMAPの曲を流してもいいことになっているけど
音楽番組では流されず、ヒット歌謡ランキングでも
SMAP無視できないでしょうっていう年代別の
トップテンにも入ってなかった。
芸能界にもこの世にも「世界にひとつだけの花」をはじめ
SMAPの歌は存在しなかったことにされているの。
300万枚売れたCDなのにね!
もうテレビではほとんどSMAPの持ち歌は聴けないし、
退所した3人はもちろん歌えません。
(でも、この間のCDTVでは流れたんだってね!
だんだんそういう流れになってくると嬉しい)
映画は、短い4編からなるオムニバス形式で、
世にも奇妙な物語みたいな感じです。
最初は吾郎ちゃんのターン。
吾郎ちゃんがピアニストで、彼に会うために女性が
ひたすら走ってて、それを怪しげな男たちが追いかけて…
何がなんだかよくわからないの、最初は。
次に慎吾が歌喰いという少女に歌を喰われて
歌えなくて、不安な時に絵を描いていたり……
ポップアップショップ http://kusoyaro.net/shop.html
のベーグルがなんだったのかここでよくわかった。
そこで出されるちょー高いコーヒーが
ジャコウネコのアレだっていうのも合点がいきました。
剛のターンはもう演技がすごすぎて、普通に
見入っちゃいましたね。
演技力に定評のある共演の尾野真千子さんも
すごくよかったけど、剛も立派に演じてました。
とまあ、最初はわけわからず見ていたのですが、
慎吾のターンでさっき話した、
「SMAPの歌が歌えない」ということに
ハッと気づき、泣きたくなってしまいます。
剛の最後の台詞も、え?誰か帰ってくるの?
みたいな期待させるし
みんながひたすら走ってる吾郎のターンは
「待ってるよ」というメッセージと
失われなかったピアニストの手……。
「もう一本、もう一本!」
って叫びながら、鼻の利くあの人(誰だっけw)が
自分が身代わりになって
吾郎の5本の指を守ってくれたのって
それ、SMAPのことだよね?
この映画はSMAPが(もうすぐ?)
復活するから待っていてという
メッセージが込められた映画です。
待ってるよ、もちろん。