ウェブ魚拓より
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病院の倒産を予防する医学
医者が患者をだますとき/Robert S. Mendelsohn
(原題:Confessions of a Medical Heretic)/弓場隆 訳、草思社 から
(管理人コメント) 病院の倒産を予防する医学とは言い得て妙である。がん検診や人間ドックはその最右翼!
予防医学こそが医療が生き残る道との論文がある。何も問題が無さそうに見えるが、
予防医学で患者を少なくしようとは書かれては居ない・・・
第8章 予防医学が予防しているもの
病院の倒産を予防する医学
知人の医者からこんな手紙をもらった。
「人々に希望を与え、世の平和に貢献するために、医者だからこそできることとは何だろう」
私は返事を出した。
「医者をやめることだね」
治療医学の救いようのなさはこれまで見てきた通りだが、予防医学もそれに劣らずひどいものである。現代医学が人々の生活を管理しようとするとき、予防医学は格好の口実に使われてきた。予防医学こそ、現代医学が生み出した巨大な魔物のようなものなのである。
「問題を未然に防ぐため」を口実に、権勢欲に溺れた連中が、やりたい放題なのは周知の事実で、例えば、国防総省は「国民を敵から守る」という使い古された大義名分で、年間数千億ドルにもおよぶ軍事費を使っている。その大半は役にも立たないことに費やされているが、とはいっても、国防総省は「敵が襲ってこないのは、多額の軍事費のおかげである」と主張することはできるだろう。
では、医学界は、「病人がいないのは、多額の国民医療費のおかげである」と言い張ることはできるだろうか。国民の健康管理という聞こえのいい名目を掲げて、やはり毎年数千億ドルもの費用が投入されているが、現状は、国民医療費が高騰すればするほど、病人は減るどころかますます増えていく一方である。
アメリカは国民皆保険制度のない国である。高齢者や身体障害者向けの医療保険制度、それと低所得者向けの医療扶助制度を除けば、医療保険は、生命保険と同じように、個人あるいは職場単位で保険会社と契約が交わされている。しかも、この保険は任意保険である。医療保険にまったく加入していない三七〇〇万以上の人と、契約していても部分加入でしかない五〇〇〇万~六〇〇〇万人を合わせると、その数は一億人弱にも達する。この数字は、国民の約四割が突然の病気やけがに見舞われても、満足な医療を受けられないことを意味している。
国民皆保険制度を導入しようという議論も一部でされているが、この制度にあまり期待は寄せられまい。将来のことを考えると、健康面と財政面でさらに深刻な事態を招くことにもなりかねないからだ。たとえ、無料で医療が受けられるようになったとしても、病気そのものが減ることなどはありえないことだし、すでに濃厚で過剰となってしまった医療をこれ以上増やしてどうしようというのだろう。
「医療こそが健康管理の最適の手段である」
医学界はこう言って国民を教化してきた。確かにその狙いは見事な成功を収めた。だが、医療イコール健康管理という発想は、個人の健康をむしばみ、家庭を崩壊させるどころか、国の財政を圧追して一国を破産に追い込みかねないほどの危険な考え方なのである。
予防医学の名のもとに現代医学が行っていることは、意味がないばかりか、きわめて危険な行為ですらある。前にも説明した通り、健康診断と称する儀式は、むだで危ない検査の連続である。ただし、これは運がよければの話だが、検査を受けることで、人は医者という名の聖職者から「許し」を得ることだけはできるだろう。
健康診断では、医者の問診にしたがって、まず、患者は妻や親友にも話したことのない病歴を洗いざらい告白しなければならない。そして、聴診器(これが故障していることがよくある)で体をくまなく調べられると、今度は尿をコップに入れて、看護婦に渡すという辱めを受けなくてはならない。
打腱器で仰々しく膝をたたかれてこの儀式は終わり、そのあと医者から「異常所見なし」と申し渡されれば、晴れて無罪放免となるが、しかし、運が悪いと「要精検」と宣告されて専門医のもとに送られ、さらに手の込んだ方法で懲らしめにも似た検査を受けるはめになる。集団検診で受けるスクリーニング検査(未発症段階での健常者か否かのふるい分け)の様子は、シェークスピアの戯曲『問違いの喜劇』を彷彿させる。これは、互いに似ていることから二組の双子が聞違えられ、大騒動を巻き起こす喜劇である。しかし、検診によって患者が肉体に受ける被害は、喜劇などと言って済まされるものではない。
結核の集団検診は、徹底検査が必要な患者を選別するにはきわめて効果的な方法だが、医者の手にかかって、この検診は医療機関の倒産を防ぐ「予防経営」とも言うべき手段に成り果ててしまった。
結核は、一万人に一人発症するかしないかという伝染病である。だが、ツベルクリン反応で一次結核症とでも診断されたらただでは済まない。いずれイソニアジド(通称アイナー)という劇薬の結核治療剤が、数カ月間にわたって執拗に投与されつづけることになるからだ。そればかりか、近所や職場の人が陽性者の存在に気がつき、もし、社会的差別を受けようものなら、精神的にも深く傷つくおそれさえある。
ツベルクリン反応で陽性と出ても、たいていの場合伝染を心配することはないだろう。ただし子供の場合は、そのことを親戚を含めて誰にも言わないように母親に注意をしておく義務が医者にある。
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もう古くて・・・
いや、まだまだこれからなんですよ。こういう本の真価は
病院の倒産を防ぐ予防医学 ってのも言い当て妙でしょうが、あの古い時代の話が今でもちっとも古くなっていないのが日本の現状ジャナイのかな
でも、近々コーリーグッド氏の情報によると2020年代のうち(どうやら今のところ2025年頃が焦点になっているようだが、確定は出来ないが)
太陽がクシャミをするらしい (そら~~~くまったもんだ)
それをアチラ後で「ソーラーフラッシュ」というらしいが。
これは岡田茂吉研究で言えば「夜昼転換論」であろう。
夜の時代は薬がよく固まった(効果がある)・・・治しているわけじゃ無いが(治る力はあくまでえ自分自身の内なる力)
しかし、昼の時代になると薬の固め作用(一時的症状停止作用のこと。)が段々と弱くなるので、次々と新しい薬(もともと毒なので、その毒を強めたり、工夫して毒作用が出るのに時間がかかるようにしてゆくだけだが)が出て来るだろう¥・・ という予測をしていた。
まあ、簡単に行ってみれば太陽系の中の地球は太陽の影響をモロに受けているので、太陽からのなんらかのエネルギー(見えない力だろうが)変化で地上は影響を受ける。
そのことをコーリーグッド氏の情報ではソーラーフラッシュと言っているようだ。
その時はおそらく、あらゆる薬の効果が弱まる(と言っても主作用という点で、害作用の方は寧ろ強く出るのだが)と期待される(おいおい、期待かよ)
いまのうちに太陽のクシャミに備えて薬をやめて出来るだけ体外に出すようにしませう。
酒は?
同じでしょ!
え~~~~~~! 今の内に呑んでおこうと思ったのに~~~~~!!
まあ、反省のない輩はその時にあわてふためくのも人生だなあ・・・・・
しかし、ロバート・メンデルソン医博の本って、古いけどいつまでも新しいなあ・・・
もっと古いのは岡田茂吉研究の医学論だろうけど。(こちらは昭和初期から)
※ただし、全部を鵜のみにせず研究資料とするべし。信者さんじゃ研究にならない文ね。
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