マネージャMikaは服、かばん、帽子などの衣類持ちで有名だ。
年末にかばんの整理をしようとしたところ 最終的に全部並べたその光景は
まるで下着ドロが検挙されたあと、過去の戦利品をずらーと並べられたニュース映像のようだったという。
そんなMikaは今回、思い切ってもう一つの聖域、服にメスを入れることにした。
基本的に物持ちの彼女はとにかく服の量もすごいのだ。
近くにリサイクル衣料店がある。少しでもお金になり、しかもそれを気に入った人が購入し着てくれるなら、服も本望だ。至極当然の考え方である。
年末の大掃除の如く激しい衣替えをしていた彼女は同時にいる服といらない服の選別作業に入る。売ると決めた服はどんどん一箇所にまとめ、作業は思ったより早く進行していった。
その日の夕方、ほとんど着ていなかったとはいえそれなりに愛着のある服に最後の別れを告げ車でリサイクル衣料店へ。駐車場から店内に入るMikaの手には、なんとゴミ袋2つ。
普通、これから査定してもらおう、少しでも高く買ってもらおうとする服をゴミ袋に入れて持っていくだろうか。もちろん青ではなく真っ黒なタイプだ。
「お願いします!」はりきってカウンターにゴミ袋を置いたMikaに対し、
買取担当の人も苦笑いで受け取る。
「で、ではこれから商品を確認して買取価格をお伝えします。
量がありますので、店内でお待ちください」
確かにゴミ袋での提出はマイナスだったかもしれない。
しかし中にはブランド物などもあり、決して状態も悪くない。
金額にはそこそこの期待を寄せていいはずだ。Mikaは店内をうろつくが、
他の商品など目に入ってこない。期待は高まる一方だ。
10分後、
「買取りをお待ちのマネージャMika様、レジカウンターまでお越しください」
高鳴る鼓動を感じながら、Mikaはカウンターへ駆け寄る。
「これらの商品は状態もいいので、合計xxxx円で買取させていただきます」
金額には多少不満アリだが、さすが慣れているのだろう、
いい服がきっちりと区分けされていた。
問題はその後だった。
「こちらの商品は、ちょっと値段がつかないと判断しましたので、買い取ることができません」
そういって店員が差し出してきたものを見て、目を疑った。
目の前に並べられたのはヨレヨレの服たちと、
便座カバー。使用済み。
しかもご丁寧にプラスチックの芯(細い管状のもの)付きだ。
フラッシュバックがMikaを襲った。大掃除的に進めた衣替え。
当初「捨てるもの」を入れ始めたゴミ袋を傍らに、
途中で思いついた衣服売却計画。本当に捨てるはずだったもの(便座カバー)
を入れていたゴミ袋に、売る予定の服を上から入れていたのだ。
誰が使い古しの便座カバーと一緒にゴミ袋に入っていた服を買い取るだろう。
店員もあまりの奇抜な取り合わせに自分の太ももを力いっぱいつねり笑いをこらえている。
「も、もしよろしければこれはこのままこちらで廃棄しますが。。。ぷっ」
その後Mikaが口にした「お願いします」は、
彼女の人生で最も屈辱的なものとなった。
頑張れ、マネージャMika!
年末にかばんの整理をしようとしたところ 最終的に全部並べたその光景は
まるで下着ドロが検挙されたあと、過去の戦利品をずらーと並べられたニュース映像のようだったという。
そんなMikaは今回、思い切ってもう一つの聖域、服にメスを入れることにした。
基本的に物持ちの彼女はとにかく服の量もすごいのだ。
近くにリサイクル衣料店がある。少しでもお金になり、しかもそれを気に入った人が購入し着てくれるなら、服も本望だ。至極当然の考え方である。
年末の大掃除の如く激しい衣替えをしていた彼女は同時にいる服といらない服の選別作業に入る。売ると決めた服はどんどん一箇所にまとめ、作業は思ったより早く進行していった。
その日の夕方、ほとんど着ていなかったとはいえそれなりに愛着のある服に最後の別れを告げ車でリサイクル衣料店へ。駐車場から店内に入るMikaの手には、なんとゴミ袋2つ。
普通、これから査定してもらおう、少しでも高く買ってもらおうとする服をゴミ袋に入れて持っていくだろうか。もちろん青ではなく真っ黒なタイプだ。
「お願いします!」はりきってカウンターにゴミ袋を置いたMikaに対し、
買取担当の人も苦笑いで受け取る。
「で、ではこれから商品を確認して買取価格をお伝えします。
量がありますので、店内でお待ちください」
確かにゴミ袋での提出はマイナスだったかもしれない。
しかし中にはブランド物などもあり、決して状態も悪くない。
金額にはそこそこの期待を寄せていいはずだ。Mikaは店内をうろつくが、
他の商品など目に入ってこない。期待は高まる一方だ。
10分後、
「買取りをお待ちのマネージャMika様、レジカウンターまでお越しください」
高鳴る鼓動を感じながら、Mikaはカウンターへ駆け寄る。
「これらの商品は状態もいいので、合計xxxx円で買取させていただきます」
金額には多少不満アリだが、さすが慣れているのだろう、
いい服がきっちりと区分けされていた。
問題はその後だった。
「こちらの商品は、ちょっと値段がつかないと判断しましたので、買い取ることができません」
そういって店員が差し出してきたものを見て、目を疑った。
目の前に並べられたのはヨレヨレの服たちと、
便座カバー。使用済み。
しかもご丁寧にプラスチックの芯(細い管状のもの)付きだ。
フラッシュバックがMikaを襲った。大掃除的に進めた衣替え。
当初「捨てるもの」を入れ始めたゴミ袋を傍らに、
途中で思いついた衣服売却計画。本当に捨てるはずだったもの(便座カバー)
を入れていたゴミ袋に、売る予定の服を上から入れていたのだ。
誰が使い古しの便座カバーと一緒にゴミ袋に入っていた服を買い取るだろう。
店員もあまりの奇抜な取り合わせに自分の太ももを力いっぱいつねり笑いをこらえている。
「も、もしよろしければこれはこのままこちらで廃棄しますが。。。ぷっ」
その後Mikaが口にした「お願いします」は、
彼女の人生で最も屈辱的なものとなった。
頑張れ、マネージャMika!
でもヤバイと思いながらいつも開いてしまう私はMなのかなぁ。。。
読んで欲しい。特に室長のような愛読者には。
あの方ふたりは、やばいねーーー(^.^)
あのノリ大好き☆
そのノリ大好きというゆきんこさんの
将来が不安です。
樫本家に、あこがれます!!!
母になる為の試練ですね^^;
私の中の第一位の鉄砲注射に猛烈なスピードでせまる勢いです!