新聞やテレビで大々的に報道されているが
本日、県庁にて県栄誉賞授与式が行われる。
オールスター福井のメンバーや保護者も招待されたので出席できるが夢のようだ。
授与式は午後2:30からこの模様は明日のブログで紹介する事にしよう。
さて、昨晩FBの友達がシェアしていた記事がある。
ベースボールバイブルの東さんのブログだ。
東と言えば今をときめく名前だが、そう敦賀気比高校野球部監督の東監督のお兄さんのブログだ。
彼も東監督と同様敦賀気比高校全盛期のメンバーだが、彼のブログは凄く納得される事が多いが
昨日のブログは、私目自身も常々感じていた事であるので、紹介しよう。
以下、ベースボールバイブル東さんのブログだ。
こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。
そろそろ高校も入学式ですが・・・
今日はちょっと面白い話をしましょうか。
最近の高校野球っていうのは良い悪いは置いといてスカウト合戦です。
いかに上手い選手を集めるか!
これで勝負が決まるとも言われています。
だから必死ですよね。
上手い選手を集める事に!
センスがある!
才能がある!
そういう選手を集める。
ここに必死なわけですね。
でも、
実は、僕は違うと思っていて・・・
それだけでは強くならないと思っています。
要は環境ですから。
上手い選手が集まっても、環境が悪かったら強くならないわけですね。
でね、
小学生の時に強いチームにいた。
中学生の時に強いチームにいた。
って、
チームとしての実績のある選手。
結構、邪魔です^^;
例えば、敦賀気比。
中学の時に強いチームにいた選手っていないでしょ?
チームとしての実績が全くと言ってもいいほどない選手ばっかりです。
まあ、これもミソです。
強いチームの良い選手。
これは取り合いですよね。
強い学校に行きます。
でも、
弱いチームの良い選手。
これは目につきません。
要は、
取り合いにはならないわけです。
それに、
強いチームにいたなんていう変なプライドもありません。
ありがたい事です。
そもそも、
最終的には自分の身体ひとつ!
実績なんて無意味です。
自分の身体こそが大事なわけですね。
中学の時に全国制覇をした!
まあ、高校も一緒です。
高校で全国制覇をした!
全く関係ありません。
上に行けば、
自分の能力だけが頼りなのです。
日本一という実績より50mが6秒で走れるという事実。
日本一という実績より140キロ投げれるという事実。
日本一という実績より120m飛ばせるという事実。
こっちの方が武器になります。
でも、
もっと武器になるものがあるのです。
それは・・・
日本一という実績より恐ろしいほどの向上心を持っている!
これですね。これ。
強いチームのスカウトというのはココを見ています。
センスがある。
才能がある。
もちろん見るでしょう。
身体コントロール。
ボールコントロール。
バットコントロール。
もちろん見ると思います。
けど・・・
向上心!
こっちをもっと見るんです。
しかも・・・
この差ってすぐ分かるんですよ。
めちゃくちゃ分かりやすいんです。
例えば、
練習を見てますよね。
練習してる時は良いんですよ。
見るのは合間です。
ノックを受けてない時。
バッティングをしてない時。
その選手の思いが分かります。
その選手の思いが出ています。
フリーバッティングで5球打った。
で、終わったら、
友達とベラベラしゃべる選手。
こんな選手がほとんどなんですが・・・
アウト!
ですね^^
どれだけ良い選手でもアウトです。
その選手がプロ野球選手になるような素材の選手でもアウトです。
だって、
そういうチームになるじゃないですか。
環境がね。
周りもそうなるという事です。
では、
こっちはどうでしょう。
打ち終わったら、何かに気づいてティー(トス)バッティングを始める。
センスはちょっと劣っていたとしても・・・
才能はちょっと劣っていたとしても・・・
そういう選手が集まると強くなると思いませんか?
それに、
最終的にはこっちの選手が勝つのが野球です。
だから、
何もやってない時の行動。
これが大事なんですね。
ぜひ、そういう部分も意識して欲しいと思います。
というより・・・
ホンモノのスカウトというのは、そういう部分も見ていると思いますよ。
まあ、参考まで。
以上東さんのブログ内容だが、
特に共感するのが
「最終的には自分の身体ひとつ!
実績なんて無意味です。
自分の身体こそが大事なわけですね。
中学の時に全国制覇をした!
まあ、高校も一緒です。
高校で全国制覇をした!
全く関係ありません。
上に行けば、
自分の能力だけが頼りなのです。」
の部分だ。
良く、中学硬式野球に入った選手の保護者が
「うちの息子は学童の時・・・」と話す人が居るがどうでもいい話・・・過去の話。
どうしても学童や中学の時は、体の大き人のほうが有利になる。
ボールを飛ばす力、速い球を投げる力があるから目立つが
そればかりを見てしまう。
その力の差は、中学3年生のあたりから徐々に狭まってくるのに
人との違いを見て
「うちの子は駄目だ」と自己判断してしまう保護者が居る。
小学の時、中学の時目立たなくても高校に行って伸びる選手もいる。
逆に、小学、中学とスーパースターのような選手でも高校に上がると失速する選手もいる。
いつ、どんな時に才能が開花するかもわからないのに、途中挫折する保護者が多い・・・子供は諦めてないのに・・・
そして、野球が駄目なら勉強しろと言い出す。
子供は迷い、全てが嫌になる・・・そして野球を辞める。
チームに入れた以上は、親も子供も向上心を持って突き進んで欲しい。
そこには、必ず何らかの結果は待っているはずだ・・・・