先ず、何故中学生硬式野球チームに部員が入部するのか?
を考えた時、
僕自身は高校で野球をする為の準備。
高校野球で活躍する為の準備。
だと思います。
県外に行くと学校軟式野球部が存在しない地域もあり
選択肢がクラブチームしか無い場合もありますが、
福井県では、学校軟式野球も存在します。
それでも硬式クラブチームを選択するのは、先にも書いたように
高校野球が前提になるからだと思います。
しかし、野球指導をしていれば、勝利が一番の前提と考える
指導者も多いでしょう。
練習の結果が勝敗に繋がると思えば当然かも知れませんね。
しかし、僕は中学硬式野球は高校野球への通り道として考えています。
現在の、中学硬式野球チームは理論上部員数の多いチームが勝ちます。
それは、投手に球数制限があるからです。
ひとりの素晴しい投手が居ても短期間のトーナメント戦になると
太刀打ちできません。
そして勝ちあがるチームは指導力が評価されいい選手が入部します。
勝ちのスパイラルです。
しかし、オールスター福井は酒井忠晴技術顧問が唱えた
「全ての育成」を念頭に全部員に同様の練習を行い
固定ポジション指導を行わないようにしています。
ショートを守りたいのにチーム事情で違うポジションをさせられる事も
多々有ります。
ですから、3グループに分け、野手育成、投手育成などを
全員に行うようにしています。
昨日、久しぶりに練習場に行くと
御簗監督は、バッティング指導。
酒井技術顧問は内野守備
丹尾コーチはトレーニング系と総合的に見ていました。
そして、たまに見るから成長が良く判るのです。
えっ!あの子がこんなに成長している!
と思う場面が本当に有りました。
正直、全員が・・・入部したばかりの小学生もが成長して驚きました。
基本的なこと・・・
を学んでいましたね。
そして、昨日思った事は
皆楽しそうに野球をしていると言う事でした。
楽しい=前向きに指導を聞き練習している姿本当にいいと思いました。
いつもは、叱り役の僕ですが、昨日の練習は
「あっぱれ!」でした。
只!全員に同じ練習をしていても試合は又別です。
総合的に見て、今は何がいいかを指導者が考えて起用する
これに対しては、絶対だと思いますね。
そして満足した僕は、自宅で
「俺の道ラーメン」を長男に作り食べました。
満足満足でした。