長年、事務局職を行なってきたが、現在のチームは今までに無い成績を残し子供達は頑張っているチームだと自負している。
そんな中、ふと思った事がある・・・行儀?
我々のチームに「行儀の悪い選手は1人も居ません。」
練習をサボルでもなく子供達は一生懸命にやっている。
以前からも書いてきたが、我々チームは軍隊のような子供に有無を言わせないようなチーム作り、選手作りは行なっておりません。
亡き小林総監督も申し上げましたが、「野球は楽しくやろう」をモットーに監督以下、コーチ陣も子供の将来性を考えて指導しております。
只、楽しく=ふざけてでは無い。
例えば、外から見た場合に、投手陣が話しながらランニングをしている・・・なんてチームだ!行儀が悪い!と思うだろうが
これには意図があり、監督自ら、話ししながら走れと指示しております。
「体の筋肉を動かして運動をするのには2つのタイプの運動があります。
一つは無酸素運動。
体に蓄えてある酸素を一気に燃焼させてエネルギーを使う運動で、これは瞬発力を必要とする運動をするときに行われる運動です。
もう一つは有酸素運動。
これは、運動している、つまり筋肉を動かしているときに呼吸をしっかりして、酸素を筋肉に供給しながらする運動です。
陸上競技で言えば長距離競技がこれに当たり、普段、私たちが歩いているのもこの有酸素運動になります」
有酸素運動を行なう事で、全身の細かな血管にまで血液が回ります。
凄く有効な事なのです。
ですから、会話をしながらリラックスさせて走らせる、これが最大の酸素供給方だと我々は考えています。
又、練習中も楽しくリラックスさせてやらしています。
日本人は、「リラックス」=気を抜く=ふざけている・・・とお考えでしょうが、気を抜かせているのではありません。
リラックスこそが最大の集中と言う事もあるのです。
将棋をしている場合、隣で見ている人間の方が気がつく場面があります。
「ここでこう攻めたら?」なんて、人の勝負だからリラックスして見る事ができるんですね・・・
集中しすぎる事で野球の場合、体に力が入りすぎ一歩目が遅くなる場合もあります。
これらを指導人は話し合い、そして協議して指導しているのです。
何を基準にして「行儀がいい」「行儀が悪い」と判断するのか判りませんが、行儀の悪い選手は居ません。
ましてや、大きくなったとは言え、未だ中学生、第2次反抗期も備え果敢な時期です。
反抗期に於いて反抗もさせないような指導は、いつかどこかでしっぺ返しが来ます。
反抗期があったら喜べというじゃありませんか・・・
只、親の目線からすると、行儀をつけて欲しいという思いがあるのも良く判ります。
僕自身、野球小僧を持つ、1人の親ですから・・・
だらだら野球をやっている・・・全力疾走が出来ていない・・・これにはもの凄く腹が立つのも事実ですね。
ふ~
怒られるかも知れないが、又色々と持論を書いてしまった・・・
只、教育論、指導論は全てが間違いでは無い・・・皆子供を思っている以上は・・・
誤解しないで頂きたいのは、何も注意しないチームではありません。
「嘘をつく」「言い訳をする」・・・ここは徹底指導ですね。
バックの置き方や道具の管理は徹底しているつもりだし、事務局自身がたまに雷を落とす時もある・・・
そんな結果が、
選手権大会支部予選優勝
京都大会優勝
中日本大会優勝
と3連続優勝に繋がっているようだ。
戦ったどのチームも強いチームばっかりだ・・・総合力では格上のチームばかりだ。
そんなチームに勝ててきたのは、やはり、明るさ、元気、子供らしさ、笑顔、そして明るさが一歩上だったのかな。
さて、明日も大事な練習試合だ・・・頑張って下さい。
最後に、持論なんで本当にお許し下さいね。