野球チームになると「野球ノート」と言うものが存在する。
部員が試合での反省を綴ったり、今後の自分の課題点を書き記したり
するノートだ・・・
それをひとりひとり指導者が目を通しアドバイスを書いたりする
言わば昔の交換日記のようなものだ。
当然オールスター福井にもあるが・・・
昨日、本業の取引先で「酒井忠晴野球塾」に生徒を通わせる
親が現れた。
色々と話をしているうちに、このおっさんブログを読んでるようで
「ブログを読んで人と比べるのは止めました」と
言ってくれた。
おっさんも高校野球球児を育てた親のひとりだが
はっきり言おう・・・馬鹿親だった。
自分の夢を押し付け、その夢が叶うように気違いのように
子供を振り回した・・・
敦賀気比と言う高校は全国から「強い気持ち」を抱いた
中学生が集まる・・・半端な気持ちで入部する選手は居ない。
その中で戦える心を育てれなかった。
良く「子供目線」と言う言葉が使われる。
この記事を読んで欲しい。
子供達と『同じ目線』で話せてますか?|学生教育団体LearnBo
学生教育団体LearnBo中林 仁が投稿。あなたにとって、目の前の子供たちはどう映ってますか? あなたは目の前の子供達にとって、どう映っているでしょうか。親、兄弟姉妹、...
Pando(パンドゥ)
このように言う子供目線もあるが
おっさんにも孫が居る・・・
悪い事をして叱る時は、何故か仁王立ちで叱っている。
しかし、褒めてやる時は、しゃがんで孫の目線(目の高さ)で褒めている。
今考えれば、おっさんも上から目線でしか子供を教育して来なかったな。
話を戻すと、おっさんは長男が高校に進学した頃から
寮生活だからLINEでの会話が殆どになった。
LINEだと文章を書きながら感情を抑えられて
諭せるような文章になり、長男と本当の意味の会話が出来るようになった。
今、子供が野球をやっていて色んな感情を持つ保護者の方々は多いと思う。
そんな時は、手紙を書いたりLINEで文章を書いて
交換日記をしてみては如何でしょうか?
中学生にもなると多感な時期です。
以前も書きました「中2病」そんな時ほど手紙に挑戦してみて下さい。
言葉より心に染み渡りますし、何度でも読めますから。
さて、昨日の高校野球準決勝・・・
大差で仙台育英が勝利・・・
2試合目は下関国際が勝利しました。
明日の決勝は仙台育英VS下関国際の戦いです。
現地で観戦した長男・・・
「1試合目は聖光学院 2試合目は近江・・・球場全体が応援していた」
だろうな・・・近江高校の山田君を見ていてなんて素晴しい高校生だと。
彼は試合が終っても涙は流さなかったが
スタンド挨拶を終えベンチに戻る瞬間
甲子園全体を見渡して号泣していた。
こんな格好いい姿は無いと思った。
明日の甲子園決勝を残して書くのは早いが
今大会おっさんの目線から見てのMVP選手は
1位 山田君 近江高校
2位 浅野君 高松商業
3位 上加世田君&渡辺君 敦賀気比バッテリー
これで間違いないな。
あ~明日で甲子園も終わり、次の人生どうしょう・・・寂しいな