長谷川利行
(1891-1940)
洋画家。明治24年7月9日京都山科(やましな)に生まれる。和歌山県の耐久(たいきゅう)中学校時代から詩、小説、短歌をつくり、同校を中退ののち、歌集『木葦(もくい)集』を京都で自費出版する。1921年(大正10)上京して大衆小説を書きながら画作し、23年関東大震災にあい、歌詩『火岸』を出版同年 . . . 本文を読む
(1912-2003)
日本画家。本名厳三(げんそう)。広島県吉舎(きさ)村(現、三次市)に生まれる。1931年(昭和6)中学を卒業後上京し児玉(こだま)希望(1898-1971)の門に入った。38年第2回新文展で『盲女と花』が特選。49年(昭和24)第5回日展で白寿賞を受賞。その後たびたび日展や新日展の審査員を務め、62年に社団法人日展の評議員。またこの年の日展に出品した『磐梯(ばんだい)』は . . . 本文を読む