負夫(おいふ)と堀子(ほりこ)
An ore carrier and excavator
坑口の上には、銅山の守護神がまつってありました。背に葛で編んだ篭を背負った運搬夫(負夫)と採鉱夫(堀子)は螺の貝殻でつくった明かり取りを手にして抗内に入りました。
堀場(つぼ)
採鉱は主につちとのみなどを使い、手作業で行われました。また、地表近くで通気の良いところでは、薪に火をつけ、この熱で砕き、鉱石を採る方法も使われました。
仲持ち
仲持ちとは、運搬夫(婦)のことをいいます。銅山から、行きは粗銅や半製品の銅のかたまりを、帰りには米や味噌などの生活品を運びました。
砕女小屋(かなめこや)