鉱山鉄道(こうざんてつどう)は、鉱山の鉱石搬出のために作られた鉄道である。日本国内では、鉱山保安法中の「金属鉱山等保安規則」または「石炭鉱山保安規則」に準拠するものが該当する。
鉄道が最初に発明されたのは、鉱山においての搬出用として敷設されたといわれている。(鉄道の歴史の項を参照)。鉱石は比重が極めて重く、一度に大量の鉱石を消費地(工業地帯等)や、消費地への中間地の港まで運ばなければならないため、鉄道が輸送手段として向いていると言われている。また、鉱山内部で、鉱石搬出に使われる鉄道も鉱山鉄道と言われることが多い。
近年では、鉱山規模によってはベルトコンベアの発達により、鉄道からベルトコンベアに置き換えられる事がある。また、ダンプカー等を使用した自動車輸送に置き換えられることもある。その他の鉱石輸送手段としては索道がある。
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