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菊池契月

2011年02月13日 08時42分24秒 | パソコン

(1879-1955)

日本画家。長野県に生まれる。本名細野完爾(かんじ)。初め児玉果亭に師事したが、画家なることを家人に反対され、1896年(明治29)に出奔、京都に出て南画家内海吉堂に師事した。やがて師の計らいで四条派の菊池芳文(ほうぶん)に入門、芳文の長女アキと結婚してその家を嗣(つ)いだ。98年、新古美術品展に出品して受賞、1907年(明治40)の第1回文展では『春暖』が受賞した。以後文展に毎回出品して受賞を重ね、18年(大正7)に審査員になった。また1910年から36年まで京都市立絵画専門学校で後進の指導にあたり、校長も務めた。49年、日本芸術院会員。

大和絵(やまとえ)の古典的な技法を基にしながら新しいくふうを加え、静穏ななかに浪漫(ろうまん)的な情趣を漂わせる作風は独特で、『供燈(ぐとう)』 『鉄漿蜻蛉(おはぐろとんぼ)』 『立女(りつじょ)』 『南波照間(はいはてるま)』などがよく知られている。彫刻家菊池一雄は長男。


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