『チャレンジャー』には違いない!!

　昨日の大河ドラマ。
　先週の予告等で多少、流れてはいましたが
「本当に、（本人が日記に書き残した史実とは言え）
藤原頼長の『夜の顔』の描写がされてる!!」
（以下、史実での先・ネタバレや
腐女子な話が嫌な方はご遠慮下さい）
　江戸時代までの日本の『性に対する考え』はかなり現代と違っていて、
特に『男色』に関しては
「むしろ女性に対するそれよりも高尚」と考えられていたそうです。
　そのため、これまでもよく大河ドラマの題材にされてる戦国武将でも
『公然の秘密』と言うか
「ちょっと詳しい人なら、そういう人物関係も知ってる」
ケースは有ったわけですが
「でも、有名な史実でも、
それを大河ドラマ内で映像化まで踏み込んだ」ことはほぼなく。
（ネットの噂によると、私でもまだかなり幼い頃に放送してた
『草燃える』という作品以来らしい…）
「腐女子趣味どうこう抜きにしても、
そういうのも含めて当時は人間関係が形成されてたのを
本筋に絡めて『描写した』のが凄いよ!!」
　映像表現なども含めて拘り過ぎなのも低視聴率の一因ぽいけど、
個人的には今年の大河ドラマは本当に『目が離せない』!!
　あと、後半の「子供時代の回想シーン」
　普通に見ても切なさに泣けますが、
回想のきっかけの再現？をしてた『清太（重盛）と清次（基盛）』、
…史実だと、基盛には家盛と似た運命が待ってるので
「これ、もしかして暗示のダブルミーイング?!」と
ギョッとしてしまいましたよ!!
「伏線がさりげなくアチコチに張ってあるのが凄い!!」
　…やっぱり、絶対に目が離せないです!!
「確かに、人物関係も時代背景も複雑でわかりにくいかもだけど、
日本史の知識が多少あったおかげで
この面白さが理解出来て良かった!!」
　改めて、思いました。