今『児童ポルノ法』を自公維が「本来の『児童』を置き去りにして
『表現・言論の自由』を規制する」ために「改悪」させようとしてるわけですが。
(政治にはノンポリだけど、この件に関しては本当に腹を立ててるので、
提出してる政党名が分かるように書いてやる!!)
そんな中で、先日「偶然見た『ドイツ語講座』で紹介されてて、
それが忘れられず買った」
ドイツの漫画『ヒゲ父さんシリーズ(原題『Vater und Sohn』)』がAmazonから届きました。
ほとんどセリフがないシンプルな描写で読ませる
漫画としての面白さや完成度もですが、
併せて強く印象的なのは、作者の生涯。
作者のe.o.プラウエンという人は、
ナチスを徹底的に批判し、協力しなかったことで逮捕され
(『ドイツ語講座』の紹介によれば
ナチスの手にかかって裁かれ殺されるのを拒絶して)
裁定の前夜に牢獄で自殺したそうです。
「漫画は、まさにドイツの『サザエさん』って感じで
トボケててホノボノしてるのに」
それを描いた人の、信念の強さや激しさにも感じいって泣けました。
「…でも、それが現在の日本で再現されるかもしれないんだよ!!」
政府に不都合な人間を、
なんでもない絵や写真を所持していたことを理由に捕まえて
抹殺が可能になる社会。
因みに『ヒゲ父さん』の漫画にも、
泳ぐシーンで幼い息子の水着姿が時々あるから、
難癖をつけたら、児童ポルノ扱いされる危険性が(苦笑)
「うわ~!!ナチスよりひどいな!!」
なぜなら、作者は『風刺漫画』を描いたのと
『ナチスの雑誌に作品を描くのを拒否』したことで
反政府主義者として逮捕されたけど、
日本は、ただ子供の水着姿の絵を持ってただけで
『児童ポルノ加害者』という不名誉な理由で逮捕されかねないんですから!!
「だから、実在の児童の保護のためでなく
言論弾圧が可能な法改悪は、許せない!!」