たまり場ぶろぐNEO

 奈良県在住、天里友香のブログ。
 漫画・ゲーム・同人等のオタク系話題と日常、時々は真面目な話です。

『違う』のは知ってるけれども

2012-06-11 08:23:37 | 日記
 昨日の大河ドラマ。
(このブログ、すっかり大河ネタばかりになってますが、
同人のメインジャンルは元に動きがないし〔泣〕、
ちょっと描きたいジャンルも原作漫画が遅筆で…!)
 今まで、時に清盛に辛く当たってきた叔父の忠正。
 それでもそれは一門を想うがためで、
それは最期までゆるぐことなく、
最期はむしろ「清盛を本心では棟梁と認めている」からこそ
厳しい口調なのが切なく辛かったです。
 忠正の息子達も「父の子らしい」態度で穏やかに斬られていくのが、
かえってこのドラマの清盛にはこたえたろうと…。
「史実は、忠正の一家と清盛の平家嫡流は忠盛の代から断交状態で
だから、もっときっとドライな処刑なんだろうけど!!」
 しかし、このドラマでは平家は皆、基本的には一門が親しいので
これで自然だったと思います。
 …そして、やはり悲劇的なのが源氏。
 一時は対立して、だからこそ敵対した為義と義朝ですが、
元々「源氏を再興したい」願いはふたりとも同じで
『忠盛が殿上人になった』話を見ていた視聴者としては
「あの時の言葉どおり、義朝は『やりかえした』のに、
でも『父上を守る』は逆の結果になったのが悲しい…!!」
 それでも為義は悲願を叶えてくれた義朝を認めて赦してるけど、
弟達は義朝を「不孝者!!」と激しく非難してたのが
「…ある意味で、平家と源氏の一門の気質の差がハッキリ出てるな!!」と。
 差と言えば、同い年の頼朝と宗盛が
「同い年と思えない」ほど行動が違うのが…!
 宗盛の方が本来の年齢相応なんですが、
しかし後の歴史を知ってると「ああ…、やっぱり!!」な感じが。
 今回も役者さん達がみんな熱演で泣かされました。
「ありがとうございました!!」