正月休みに入ったので、気になるアメコミで、ずっと書きたかったタイトルのレビューを休み中、不定期にアップしようかなと思う。
去年の8月頃気に入ったので書いた形容詞のつかないX-MEN 。今回は36号、37号をレビュー。表紙も中身の画も担当はDavid Lopezが、筋書きはBrian Woodが担当。添付画像は、迷った挙句36号のものを採用。STORMとCYCLOPSの考え方の違いを画で表している。STORMの起こした落雷が象徴的に使われている。表題の通り彼の画がどんどん良くなってきている。ちなみに、37号の表紙は、STORMとCOLOSSUSの仲違の結果、戦っているシーンもなかなか良い。
8月にも書いたのだが、X-MEN のメンバーSTORMがリーダーCYCLOPSに新たなミュータントの存在を隠そうとした。そのことが、STORMと他のメンバーとの間のしこりとなってしまった。そして、現在のミュータントとは異なる種族、プロトミュータントの生き残りGabriel Shepherdを逮捕したことから問題はさらに深刻になっていく。
36号で面白いのは、イスラエルのスーパーヒーローSabraがニューヨークのJFK空港でプロトミュータントを確保するまでの過程。アメリカ政府の役人との諍いが、いかにもありそうで現実味を増している。また、ちょっと目を離したすきにGabrielの姿が消えるシーンは、007映画を観ているよう。
37号で良かったところは、STORMとCYCLOPSの会話かな。まずは、COLOSSUSがCYCLOPSとの会話のために用意した回線を使って、STORMが通信を開始したところ。嫌みが利いているな。このシーンも007みたいだ。それから会話の最後はミュータントの基地Utopiaに帰るところだと伝えるSTORMの言葉“Home”に対し、CYCLOPSがHomeにクエスチョンマークを付けて、聞き返すところ。
それから、最年少メンバーPIXIEだけが、プロトミュータントGabrielから信用されているところも良い。
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