アメコミとラーメン

X-MENその64


今月のアメコミは、2つの小売店から到着。ご用達Milehighの注文システムの調子が変だったのか、X-MENとその姉妹誌が全然注文できなかったため、New England Comicsからも注文した。そしたら、そっちの方が先に到着した。SPIDER-MAN等は8月になってから到着。

先月のX-MEN日本語版に続いて、今度は通常の英語版X-MENについて。

まずは、Uncanny X-MEN 538号。535号から続いていたArc(複数話完結の話)の最終回。日本版にもなったAstonishing X-MENのデンジャラスというArcのその後の話である。筋書きをKieron Gillen、画をDodson夫妻が担当。

宇宙ものってことで、どうしても乗り切れなかったまま終わってしまった。Dodsonの画は良いのだが…。特に彼らの描く女性のファッションが良いね。大なり小なり、インクを入れている奥さんの影響があるんじゃないかな。

そして、539号。筋書きを前回同様Kieronが、そして今回の画はIbraim Robertsonが担当。IbraimはNew Mutantsをちょっと前まで描いてた人だね。その時に比べて確実に腕を上げている。一つ一つのコマの人物の表情に手抜きがない。特にHopeの画がもの凄く良い。それから、表紙はSimone Bianchi。(添付画像はそのSimoneの作品。)前々から凄い画を描く人だなと思っている。残念なのは、記憶に残る良い作品の画を描いてないことだな。

さて、539号は、話の方は面白い。テロリスト、Crimson Commandoに誘拐されたHopeをWOLVERINEが単身救出する。ャCントはどうやって救出したかではなく、救出した後のWOVERINEとHopeの会話。WOLVERINEが自分を避けているとHopeは常々感じている。どうして彼が避けているかを彼自身が語るのだが、その理由がこりゃまた凄まじい。そしてHopeもWOVERINEの言葉に対し、冷静に答えている。緊張感のある友情の始まりだ。良いね

もう一つおまけに、X-MEN Legacy 250号。3話で構成されている。最初の2話はMike Careyが筋書きを担当している。画をKhoi PhamとSteve Kurthがそれぞれ一話づつ担当。

多重人格ミュータントLEGIONの人格が実体化する話。ここでちょっと気に入っているのが、二代目PHOENIXのRachael Summersの幽霊が出現するところ。そろそろ彼女が本編に戻ってくる予感だね。Legacy 250では予告編程度だな。

何と言っても良かったのが最後の1985年のNEW MUTANTS 27号を再度紹介してくれたこと。LEGIONの初登場した作品。筋書きをChris Claremont、画をBill Sienkiewiczが担当。Billの作品が末ウれた記憶があまりないのだが、とにかくこの人の画が凄い。この当時のアメコミの紙の質は酷かったから、採録されて良かったな。彼の画の良さが改めて堪能できた。
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