アメコミとラーメン

X-MENその71


X-MENを半分読み終わったので、今回の話題は、読み終えたAstonishing X-MEN 44号と形容詞なしのX-MEN 20号、21号について。全部読み終わってからと思ったのだが、両方のタイトル共に面白かったので、先に書いちゃおう。

まずは、Astonishingから。筋書きをGreg Pak、画をMike McKoneが担当している。今回添付画像として採用したのが、本編も担当しているMikeの手による表紙。彼はAmazing SPIDER-MANでも良い仕事をしていたのだが、今回からこのAstonishingを担当。ちょっと、デッサンにこころもとない所があるけど、人物の表情は非常に良い。Gregの方は昔HULKを担当していたんじゃないかな。

物語の方は、X-MENの苦労性リーダーCYCLOPSの元にSTORMが助けを求めに来た。そして誘われるままミュータント殺しロボットSentinelを唐キのだが、どうもSTORMの様子がおかしい。そのおかしい行動が添付の画像。この表紙を見るとCYCLOPSの方がSTORMにキスをしているように見えるのだが、物語ではその逆。それやこれやで、どうも誰かの罠にかかり、X-MENのメンバーが次々と捕まってしまったようだ。CYCLOPSもその一人だ。

捕まった中に、NIGHTCRAWLERのような子供がいるが、これって誰?それから気になるのは、この子供がanother CYCLOPSと言っているところ。CYCLOPSは、何人もいるの?来月の話への伏線かな。

続いて形容詞なしのX-MEN 20号、21号。両方とも筋書きをVictor Gischlerと画をWill Conradがそれぞれ担当している。Victorはずっとこの形容詞なしX-MENの筋書きを書いているのだが、20号目でようやく面白い話になってきたな。これまでは、やっぱりUncannyやAstonishingに比べてレベルが一段落ちている感じだったのだが。今回から画を担当しているWillの画も結構レベルが高い。こっちはしっかりデッサンしてますって感じの画だ。彼なりの味ってやつをこれから付けていけば、すごいやつになるかもしれない。

筋書きはと言うと、東欧の架空の小国Puternicstanがミュータント殺しロボットSentinelを手に入れて、それをお手本に複製品を大量生産した。目的はミュータントを殺すのではなく、隣国のSymkariaやLatveriaへの攻撃。それを阻止するのが今回のX-MENの役割。ゲストにWar Machineが国連軍の代表として参加。

今回一番の収穫はFANTASTIC FOURの悪役Dr. Doomが治める(現在の統治者はその息子か?)Latveriaの地図上での位置が明確になったところ。ハンガリーとルーマニアとセルビアで囲まれた三角地帯にあるんだな。知らなかった。

いただけないのは、ミュータントしか攻撃の対象としないはずのSentinelが、それ以外を対象と認識できる理由。X-MENのメンバーのDOMINOのbiosignature(これで一つの単語。科学的に一つの生物が存在したことを示す物質。具体的には何なんだ?)を使うとそれが出来るらしいのだが。説得力ゼロ。 小難しい言葉を使わず、プログラムを変更したとすれば片付くじゃん。
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