アメコミとラーメン

SPIDER-MANの57


まず、漸く到着したThe Amazing SPIDER-MANの583号のVariant Cover(中身は同じだけど、表紙が異なる1990年代から頻繁に使われている販促の手段)。このObama大統領の表紙が欲しくて、サイン入りのものをしょうがなく注文した。しかし、サインしているのは、表紙を描いているPhil Jimenez ではなく、中身を描いているTodd Nauckのもの。583号の中身については、3月にBlogで書いたので下記を参照。
http://blogs.dion.ne.jp/amecomitoramen/archives/8202775.html

この583号が如何に売れたかがわかるのが、このサインされている漫画は何と第四版。Variant Coverでもなかったら普通増刷をすることはありえない。

今回はSPIDER-MANについて書くことが盛り沢山だ。今月は上記の他599号と600号特大記念号が到着。599号はArc、American Sonの最終話。全般的な内容としては、SPIDER-MANことPeter Parkerの昔からの友達Harry Osbornとその父親である悪の権化Norman(今はGreen GoblinじゃなくてIron Patriotと名乗っている。)の対決。息子を騙して、Dark AVENGERSの一員に仕立て上げようとするのだが、Harryは最後の反抗を試みる。Normanを追い詰め殺すことも出来た時に、Harryに対してPeterが叫んだ台詞が良いね。

この号は複数の画家が数ページずつ担当している。Iron Patriot等機械っぽい画は良いSteven Segovia、先月もあまり良いとは思わなかったMarco Checchetto(先月スペルを間違えた)、そしてPaulo SigueraとAmilton Santosだ。Pauloの画が一番良いかな。この感想は先月と変わらないな。



そして次の画像は、600号の表紙。画は中身も描いているJohn Romita Jr.。さすがだ。Johnの画は本当に落ち着く。SPIDER-MANの中興の祖だね。筋書は、Dan Slottだ。肉体的には特別な力をもたないDr. Octopus。SPIDER-MANを始め善玉悪玉問わず複数の人から受けた脳の損傷から、命は長くもたいと医者に宣告される。そこで起死回生、この世に名前を残すため一世一代の大勝負に打って出た。ま、最後は正義が勝つんだけどね。そして後半はPeterの育ての親May ParkerとJ Jonah Jameson Sr.の結婚。100号毎の記念号ではヒーローの結婚が取り上げられることが多いな。Amazing SPIDER-MAN 300号はPeterとMary Jane Watsonの結婚だったしね。最後はJJJ Sr.とニューヨーク市長となった息子のJJJ Jr.と仲直りも出来て万事が上手くいくハッピーエンド。この号も最後のシーンが良いMay Parkerが投げたブーケを受け取ったのがMary Janeってところかな。

おまけの話が何話かついている。面白かった話が二つ。SPIDER-MANになる前のPeterと死んでしまったBen伯父さんとの心温まる話。画を担当しているColleen Dolanの画が良いかな。

そして、最後の話はこれからのSPIDER-MANの話を占う大切な話。死んだCraven the Hunterの娘が出てくる。Madam Webがその娘に唐ウれる。浮「ね。

おっと忘れるところだったStan Leeが久し振りに筋書きを担当している作品もおまけにある。それから、この600号の表紙Variant Coverが沢山あるらしい。これは最近お気に入りのPodcast、Spider-man Crawling Spaceで知った。大好きなAlex Rossのものはあっても良いかな。
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