開始時刻と公開場所の関係で日曜にANTMAN & the WASP Quantumaniaを観に行った。早速レビュー。今回は特にネタバレ続出なので、映画を観る前に読まないでください。
まずは粗筋、微細な量子の世界に引き込まれてしまったANTMANことScott Lang、娘Cassie、WASPことHope、その父Hank、妻Janet。そこで征服王Kang the Conquerorとその軍団と対決する。
いつものように、徒然に感想を書き連ねることにしよう。まずは名前Kang。 最後のGは発音しているな。この辺は予想通り。
Lokiが最後の最後のcreditの後に出現。面白い。KangはDisney+のLokiのテレビシリーズでも敵役で出てきたからな。強そうに見えないと劇中でも言っていたが、それだけじゃなくて悪そうじゃないんだよ。そこが弱点だな。それからもう一つ、テレビシリーズLokiの演出の仕方(何度倒しても生き返ってくる)の方が強そうに見える。劇中現代の人類が出会ったことのない技術で強いという説明があるが、どこに力の源があるのか不明。最後の”Time will be forged.”(うろ覚え)という言葉は彼らしくて結構好き。
待ってました感はM.O.D.O.K.の登場。前にANTMANに出てきた悪役がM.O.D.O.K.として出てきたのだが、忘れたからその人。キャラとしては好きなんだけど、もったいないのはその使われ方。AIMとかそういった悪の秘密結社と一緒にさー、そこが大事だよ。
Cassieの前に現れた彼の台詞”That’s not a big surprise.”の後に巨大化したANTMANの姿。ちょっとした笑い程度。
アリに関する言及は結構ある。量子の世界に連れ込まれたアリがHankの手伝いをするのが良いかな。伏線としてはあったので予想はできた。
Kangがどのような人物であるか知らずに、彼の手伝いをJanetがしてしまったこと、そしてその後の何が起こるかを知らずにCassieが量子の世界にメッセージを送ったことは二重写しになっているな。
親子揃って牢獄に入れられる冗談は面白い。最初はCassieが捕まった後に初めてじゃないことが判明するシーン。言葉は忘れてしまったのだが、数のうちに入らないってのを上手いこと言ったんだよな。(もう一つクスっと笑える冗談も忘れた。残念。)それからKangに捕まった後にこれで3回目だけど俺は投獄されるのは4回目だと言う父Scottの冗談は優しい冗談で非常に好き。
Scottが自伝を子供たちの前で語るシーンがあるその時の一節、”There is a room to grow.”彼自身が物理的に大きくなることと、限界と思っていることでも努力次第でその限界を超えられるといった意味を掛けている。良い言葉だし、伏線として上手く使われていて良いな。
一緒に行った長男が、ドラえもんの秘密道具、翻訳コンニャク、バイバインが出てきたと言って笑った。
こりゃ小さい頃見た宇宙忍者ゴームズ(FANTASTIC FOUR)の世界だ。敵はKangじゃなくてPsycho Manじゃないとな。勝手格付けC+。