アメコミとラーメン

まだまだメンバー全体が揃ってないようだAll New X-FACTOR



結局アメコミ作家Peter DavidはX-FACTORってのが無茶苦茶好きなんだろうな。だから始まっちゃった新シリーズAll New X-FACTOR ("AN X-FACTOR”)1号、2号を読み終えたので、早速レビュー。

筋書きは、X-FACTORの中興の祖Peter、画をCarmine Di Giandomenicoが担当。添付の表紙は、X-MENの表紙を担当していたKris Anka。過去形で書いちゃったけど、Uncanny X-MEN 15.INH号も彼/彼女?が担当している。断然Uncannyの表紙の方が良い。添付画像の画は、わざと単純化していると思うんだけど、あまり好きになれない。

粗筋を手短に紹介。謎の営利企業Several IndustriesにスカウトされたPOLARISは、つい最近まで所属していたグループと、名前は同じでも違うグループX-FACTOR に入ることにする。チームメートは、WOLVERINEが率いるX-MENとそりが合わないGAMBITとPOLARISの兄QUICK SILVER。悪の科学者組織AIMに囚われたミュータントFataleを救出するため、AIMの基地に潜入した。そこでミュータントの力をエネルギーに変え巨大化したHoffman博士と対決する。

今回も気に入ったシーン等を順不同で紹介。今回一番良かったのは、Carmineの画、すごく良い。SPIDER-MANの画を時々描いているGiuseppe Camuncoliの画風に似ているけど、Carmineの画の方が好き。人物の表情が断然上手い。特に良かったのはAN X-FACTOR 1号のGAMBITとWOLVERINEの2ショット。

Peterの話の進め方は流石だ。どんどんページをめくってしまう。それから、どうでも良いことにこだわるPeterの姿勢が好き。添付画像の右下にあるのが架空の営利組織Several Industriesのロゴ。何故架空企業のロゴが重要なのか。それともこれって、将来の話の布石なのか。

どうでも良いと言えばX-FACTORという名前の使用権をこのSeveral Industriesが買い取ったことになっている。前のリーダーMadroxからね。

GAMBITの盗み癖が、X-MEN脱退のきっかけなのだが、三つ子の魂百まで的な彼の性格は好きだな。

あ、Fataleってミュータント昔X-FACTORに出て来たらしいんだけど、全然覚えてない。口が悪いので、悪いやつだと思ってたけど、やっぱりな。(Wikipediaによれば。)

表題の通りで、どうも表紙から察するにメンバーはまだこれから集まるようだ。金髪眼鏡野郎と赤ずきんは誰なんだろうな。AN X-FACTOR 2号の解説のページでは6人でフルメンバーであることが判明する。

また、POLARISとQUICK SILVERの仲が良くないのも今後の物語を面白くさせる要素。旧X-FACTORでの二人の諍いはこの話への布石だったんだね。さすがPeter。Fataleを含むミュータント3悪人を人間爆弾に変えたのは、このQUICK SILVERなのか、彼の偽物なのか。謎は尽きない。
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