
Amazing SPIDER-MAN (ASM) 869(68)号、870(69)号を読み終えたので早速レビュー。(Legacy Numberとカッコ内はSpencer後の号数。)。
筋書をNick SpencerとEd Brisson、画をMarcelo Ferreira, Carlos Gomez、Ze Carlosがそれぞれ担当。前回書いたように1月に何冊も発行されるASM。Spencer一人の手に負えなくなってきて、Brissonの手を借りたようだ。添付画像は、870号のGerald Parelが描くSPIDER-MAN Villain Variant。これまで見たElectroの中で一番カッチョ良い。
粗筋から。Peterの妹?Theresaの両親に関する真実探索は続く。(しかしThe Finisherは中々真実を明かさない。)一方Peterの友達Jaimeは、悪人Foreigner、Chanceの罠に嵌り、大学に設置された次世代エネルギーを盗む手伝いをする。
前号で登場したNedがどうして生き返ったのか語られる。Peterの感想は。”It all seems a little bit too good to be true.”英語で良く使われるイディオムだね。
Ned、Foreignerと過去に曰くのある面々が再集結しているのが、興味深い。また、LizardことDr. Connorsがまたもやややこしいことになりそうな伏線も出てきたな。
Peterがいつものように姿を消すことに対するBettyのコメントにNedへの当て擦りが含まれている台詞。”Here one second, gone the next. Frankly he’s not the only one.” Nedはこの後取り繕うのだが・・・。
正体は不明ながら、今は集団のJack-o’-lanterns。それに対するSPIDER-MANのwise-crack。”You get some sort of bulk discount on costumes?”よくある冗談だけどね。こいつらがForeignerの言うなりなのかと思ったら、裏ではThe Finisherが操っていた。今回同時並行で進んでいたTheresaとThe Finisherの話に繋がっていることが漸くわかる。この辺は面白いな。もう一つNedもかつてForeignerに殺されているので縺れた糸がだんだんとほぐれていく感じだね。
The Finisherはこれまた懐かしい、GrizzlyとFrogmanも雇っている。この辺はどうでも良いか。
恐らく大団円はChameleon Conspiracyのはず。未読だが到着しているので、いつでも読めるね。それにしても話の進行速度は相変わらず遅い。美味しいところはお預け状態だ。
X-MENでも気になっているが、複数のアーティストが同じ号を担当するのはどうもな。もちろんそれが良い方向に行っていれば問題ないのだが、今回は納得できる品質に到達してない。