Uncanny AVENGERS("UA”)を読み終えたので、レビュー。今回のレビューはUA 3号と4号について。前回の表紙も凄かったのだが、今回の表紙も凄いな。John Cassadayって、上手いだけじゃないくて、味が出て来たな。筋書きを書いているRick Remenderも相変わらず飛ばしている。
まずは、UA 3号から。少数民族であるミュータントを殲滅することにこだわるRed Skull は、Xavier教授の脳みそを移植して、ニューヨーク市全体を地獄絵に塗り替えている。彼のテレパシーにより、一般市民がミュータントを突如襲う。Red Skull の他にも彼の部下、改造人間S-MEN達がAVENGERSの前に立ちはだかる。
いつものように、好きなシーン。まずは、HAVOKのリーダー振りが様になってきている。(もちろん作者がそれを狙っているのだが)CAPTAIN AMERICA("CAP”)に指示するところなんて、カッコ良いな。”Go be CAPTAIN AMERICA.”って台詞ね。
雷神THORまでもSkullの支配下に陥ったのも面白いな。最後のシーンなんて、Skullに膝まずいちゃうんだよ。一方CAPはSkullの家来、洗脳担当Honest Johnの力に撃ち勝っちゃうんだよね。回りの人間を吹き飛ばすCAPの力強いシーンも良いね。
UA 4号はどうも、話が飛び飛びでちょっとがっかり。せっかく3号までで盛り上げるだけ盛り上げといて、梯子を外された感じがする。
こちらも、好きなシーン。まずは、Uncanny X-MEN 141号のHomageのパネル(コマ)あり。かっちょ良い。そうあの名作Days of Future Pastの表紙の年老いたWOLVERINEとKitty Prideの代りにHAVOCとSCARLET WITCHが戦っている。今度のX-MENの映画がDays of Future Pastなのと関係があるのかな。また、そこに登場するSentinelの顔がRed Skullなのが笑える。
最後の4ページは凄い。まずは、新聞。UAの活躍によりRed Skullの魔の手から解放されたニューヨークの写真の上に、Xavier Gone, Dream Still Aliveって見出し。綺麗だね。
そして、次のページ。どうもその3ヶ月後らしいのだが、本当にもう一つのDays of Future Pastが始まったみたいな終り方だ。日本のミュータントSUN FIREも登場している。そして最後のページRed SkullがOnslaughtになっている。
一方気に入らないのはWOLVERINEがXavier教授の夢の継承者だって設定。いつからそうなったの?やつこそはミュータントのアウトローじゃないのか。らしくないんだよね。どうも最近のWOLVERINEの設定はピンとこないな。
すでに手元に、次のUA 5~7号まであり、この記事をブログサイトにアップしたところで、早速次を読むことにする。
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